おためし小説投稿

登録一切不要で小説投稿!
文字サイズ変更 
四月は君の嘘 ~君との幸せ~


「ねぇ、かをり?」
朝からぶすくれ気味の彼女に声をかけた。
「ん~?」
「ちょっとこっち来て?」
布団の上に座って、ソファーに座って雑誌を見ている彼女を手招いた。
「やだ」
「…………」
今朝から彼女は塩対応だ。けっこう堪える。
「ダーメ来て。」
僕は立ち上がり彼女を抱き上げた。
「なっ!なにすんの!?」
「さあ、どうでしょう?」
僕は布団に彼女をおろした。
「ちょ、ちょっと!?」
「今日、なんでそんな塩対応なわけ?」
「そんなこと……ないよ。」
「嘘だ。」
僕はそう呟いて彼女の唇に優しく口付けた。
「な……今日の公正君、なんか変……」
「君が塩対応してくるからだよ。」
もう一度口付ける。
「好きだよ…………」
「……ははっ!公正君のバーカ!」
はあ?と顔を歪めると、彼女からデコピンをされた。
「君がどきどきさせるのが悪い!」
彼女は顔を真っ赤にしながら逃げるように部屋を出ていった。

<2016/08/31 23:40 小日向>消しゴム
Copyright(C) おためし小説投稿 Since2013 All Rights Reserved.