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四月は君の嘘 ~君との幸せ~


「痛ぁ~動けないぃ。公生君抱っこぉ。」
ベッドの上でうつ伏せている彼女は!抱っこしろ、と目で訴えていた。
あの後、僕は彼女を軽く押し倒し……
時間はかかったが一つになった。
正直、僕は経験がなくて恐る恐るだった。彼女のほうも同じで、初めてのことに、少し恐怖を抱いているようだった。
怯えた顔をした瞬間もあったが、止められるはずもなく……。
結果、彼女はこうして動けないでいる。
僕は彼女を抱き起こすと、お姫様抱っこをして下まで降りた。
「重いなぁ……」
「なんか言った?こーせー君?」
なにも言ってません……すみません。
僕は彼女をイスに下ろすと、朝食を差し出した。
「あとさ、これ…………」
朝食を頬張る彼女の前に、昨日渡しそびれたプレゼントを出した。
「昨日渡しそびれたからさ。」
「うわぁ!ありがとう!!」
彼女がちょっと大きめの袋を開いていく。
喜んでくれるといいけど……
「あっ!超可愛いっ!!公生君にしてはセンスあるね!」
袋から出てきたのは、彼女が好きそうなぬいぐるみ。
まだ彼女が持っていない鳥の種類である。
「一言余計。」
良かった、喜んでくれているみたいだ。
「あ……じゃあ私もプレゼント」
「え?用意してたの?」
「恋人にプレゼント用意するのは当然でしょう?」
なんて言いながら、ちょっと出しづらそう。
昨日あんなことがあったからだろう。
「いやここ最近、君はかなりお金を使っているみたいだったし。金欠であの手に出たのかな?なんて思ってたんだけど…………」
「違うもん!あれは、公生君がいつまでも私を求めてくれないから……。女の子として、彼女として不安……だったんだもん…………」
あ…………そういうことだったのか。
僕は彼女を不安にさせていたんだな。
別に彼女が欲しくなかったわけじゃない。
だけど、僕たちまだ……高校生だし。
それに、今はまだやりたいことに手一杯だと思ってた。
「ごめん…………」
「あ、謝ることじゃないよ!はい!これ。」
彼女はプレゼントをくれた。
開いてみると、中身は腕時計だった。
「そんなに高くないんだけど……」
「ありがとう」
僕はすぐに腕時計を着けてみた。
派手じゃなくて僕に合うと思う。
「あっ!そう言えば急がないと……」
僕は時計を見た。
針は僕らが家を出る時間の10分前を指していた。
冬休みだというのに、夏休み同様補習があるなんて!
僕らはギリギリ遅刻しました。

実写映画が公開されましたね。
またまた君嘘が盛り上がってきてます!
<2016/09/13 06:32 小日向>消しゴム
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