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四月は君の嘘 ~君との幸せ~


ー3年後ー
僕は久しぶりに日本を拝んだ。
空港に着くと、荷物を受けとりゲートを出る。
ゲートの正面、そこには、彼女がいた。
3年前と変わらない身長、顔立ちや表情。変わったのは髪型くらいかな。
肩くらいまで切っている。
「ただいま…………」
「……おかえり、公生君!」
彼女は僕に抱きついてきた。
僕はあやすように短くなった髪を撫でる。
耳元で聞こえるすすり声も、鼻をすするたびに上下する細い体も、全てが懐かしい。

「待たせてごめん」
「ほんと!公生君ってば私を置いてどんどん有名になっちゃって!」
懐かしい家に帰ってくると、僕らはいろんな話をした。
彼女は僕がいない間、一人でコンクールに出たり、教室を開いたりしていたらしい。
「あーっ!早く公生君と弾きたいなぁ!」
「僕もだよ。今から弾く?」
「うん!」
そして、僕達は徹夜でピアノとバイオリンの音を紡いでいた。

更新遅くなってすみません……。
そろそろ最終話です。
<2016/10/24 21:50 小日向>消しゴム
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