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陰陽師少年と神様ショウジョ!!
- 海色に染まれ -

番外編「海色(前編)」

―沖縄空港―

晴真「うっひょー!!これが沖縄の空気か!」
天照「私始めてですよ!人間界で旅行するなんて!」
俺達は今、夏休みの旅行で沖縄にいる。沖縄に来るのは始めてだけど。天野もだいぶ人間界に馴れてきて、私服を着こなしてはいるな。
出雲「まずはホテルでチェックインしないといけませんね。」

チェックイン完了……

天照「綺麗な海です!窓から海が見えますよ!」
俺以上に天野が大興奮してるな……そりゃ当然か。人間界の海なんて始めてだしな。
晴真「そんじゃ、用意が出来たら海に行くぞ!出雲。スイカ割り用のスイカは持って来ているな?」
出雲「はい。この日のために質のいいものをご用意しておきました。」
茨木「じゃあ行くよー!!」

―海―

みんな水着に着替えて早速海で泳いだのは天野。てかあいつ何気に胸デカイんだな………(おいこら)
天野「やっぱり沖縄の海は一味違いますね~♪ずっとここにいられますよぉ~♪」
ビーチパラソルの下で冷たい飲み物を飲んでいた俺だが、横に出雲がいて何か気まずい……
晴真「なぁ出雲。お前も泳いだりしないのか?」
出雲「私は晴真様に危険が及ばぬよう、いつでもお側にいないといけないので。」
晴真「そんなこと俺は頼んでねぇぞ。もう俺だって15歳だ。危険なんて自分で守れる。せっかく沖縄に来てんだ。楽しい時は楽しもうよ。」
出雲「そうですか………ではお言葉に甘えて楽しませていただきます。」
そうといいんだがな……ん?向こうの大きい岩の影から女の子がちらちらとこちらを見ている……俺は少し近づいて女の子に声をかけた。
晴真「君は?どうして岩影に隠れているの?」
少女「あなた……私が見えるの?」
晴真「そうだけど……何で?」
俺だけにしかみえない?一体どういうことた?
少女「私、普通の人には見えなくて……この体のせいで……」
岩影から少女が出るとかなり異形の姿だった。上半身は普通の金髪の少女だが、下半身は蛸の足………俺は妖怪とかで見馴れてるから別に驚かないが、常人が見たら逃げ出すだろう。
少女「…驚かないの?私のこの姿を見て……」
晴真「いやー俺そういうの見馴れちゃってるから……というか普通の人には見えないってどういうことなの?」
少女「それは………今夜の夜、またここに来て。あなただけに話してあげる……私、スキュラ・アルカーノ。スキュラって呼んで。」
晴真「分かった。俺は星野晴真。晴真って呼んでくれ。」
何だかよく分からないけど、今夜、またここに来ることにした。
スキュラ「このことは誰にも言わないでね……それじゃ、今夜また……」
スキュラと一旦別れてみんなのところに戻った。あの子からは妖気を感じなかった。ということは妖怪ではないことがはっきり分かった。
天照「晴真さーん!スイカ割りの準備が出来ましたよ!」
晴真「よーし!まずはお前からやれ。天野。」
天照「私からですか!?」
晴真「だってお前が一番楽しんでるし。」
天野は目隠しをして10回転するとふらふらとスイカに近づいていった。
茨木「天照ちゃん、もうちょい右!」
晴真「いや、もうちょい左。」
天照「もぉ~……皆さんどっちに行けばいいのですか?」
そしてようやくスイカの前にたどり着いて木刀を振り上げた。まだ少しよろけている。
天照「お覚悟ーーー!!!」
スパッ。
晴真「横に斬った!?」
なんと真上からではなく、横に斬った!?しかも綺麗に真っ二つに割れている。
晴真「お前まさか神仙術使った?」
天照「こんなに良く斬れる効果の神仙術はないですよ。悪魔でも勘です!神の勘というものです!」
お前がそう言うと嘘っぽく聞こえるからやめろ。ちなみにこのスイカは後で美味しく頂いた。めちゃくちゃ美味しかった!

―ホテル―

天照「いやー今日は楽しかったです!色々あって疲れましたけど。」
まぁ確かに色々あって楽しかったし、みんなが疲れるのも当然かな。後は寝るだけ……なんだけど、スキュラとの約束があるから、みんなが寝静まった後にしよう……
後編へ続く………

次回予告

約束の場所に来た晴真は……
スキュラ「私は……魔女のせいでこの姿にされたの…」
晴真「魔女に……?」

その翌日、スキュラに危機が!
夜叉「ここで会ったが100年、貴様の首を妾の土産にしよう!!」
晴真「下がってろ!ここは俺がやる!」


スキュラ「どうか……愛の記しを残して……」
次回番外編「海色(後編)」

初の番外編でございます!!スキュラは確か、外国の神話とかに出てくる怪物の話しだった気がします。次回の後編もお楽しみに!!
<2016/08/20 22:33 狂月>消しゴム
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