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恋の雨が降る町
- 席替え1 -

ーー小学校5年生ーー

「おはようございます。」
朝8時のチャイムと共に教室に元気な声が響く。
「ほい、おはよう。今日は月が変わったからな、席替えをしようと思う。つーことで…」
先生はそう言うと教卓の引き出しの中からなにか箱を出した。
「くじ引きで席を決めようと思う。」
当然みんなからブーイングの嵐。
「自分達で決めたいー!」
「くじ引きとかいやー」
でも、そんなみんなの反応も気にせず、先生は黒板に席の枠に番号を振っていく。しかし、それでもブーイングはおさまらない。
「あーもう。そんなことしたら男女固まるだろ。」
そんなこんなで、先生は番号を書き終える。もう、ブーイングは聞こえない。
「はい。先頭のやつじゃんけんして順番決めるぞー。」
その後私の列は3列あるうちの2番目になった。でも、男女机をくっつけているのでかなりの時間がかかる。その間待っているやつは周りとおしゃべり。誰が近くがいいとか、〇〇君と隣がいいとか、正直どうでもいい。わたしは、そういう話が苦手だ。でも、周りは放っておいてくれない。
「ねぇねぇ。恋雨ちゃんは誰と一緒がいい?」
予想はしていたが、やっぱりきた。ここは「別に、誰でもいい。」と正直に答えると反感を買ってしまう。かといって、無視はもっとやばい。
「うーん…わたし好きな人とかいないからなぁ。」
「そうだね。名前に恋ってあるのにね。」
あははと話しかけてきた子は笑う。わたしも、「そうだね。」と言いながら笑ったが、内心そんな笑うことかよ。と思う。
わたしに話しかけてきた子はわたしと席が近い、木野瀬 南乃花(きのせ なのは)。わたしの苦手なタイプ。グイグイきて、ちょっと気に入らなかったらすぐ、グループからはずす。
南乃花と話しているとわたしたちの順番になった。

新キャラ登場ですね。
名前はきのせ なのはです。
漢字は木野瀬 南乃花です。
これからもよろしくお願いします
<2016/08/02 23:07 ユー>消しゴム
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