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恋の雨が降る町
- 卒業 -

とうとうやってきた卒業式。
中学校と違って学校が変わるとかはないけど、やっぱり泣いちゃう卒業式。でも、100人近くいる卒業生の中に1人、卒業とは別の意味で泣いていた。
「ほら奈津芽、泣かないの!まるでフラれたみたいじゃん!」
そう、奈津芽はついさっき雄二に告白して付き合うことになった。
「う、うん。…ヒック。」
しゃくりをあげながら何度も頷く奈津芽。それを見て真っ赤な顔して見つめる雄二。本当にお似合いのカップルだ。
「おめでとう!やっとだなー」
そこへ信二がやってきた。
私は信二の耳元へ近づき、
「ここは2人で帰らせてあげよう。」
「ああ。そうだな。」
と、信二は頷くと、私の手を取り走り出した。
「ごめん、俺ら用事あるから先帰る!」
「てことで、ばーい!」
「あ、おい!」
「ちょっと!」
2人が戸惑いながらも一緒に帰ろうとするのを見届け私たちは小学校を後にした。

これで小学校編終了です!
次回からは中学校です!
<2016/11/12 22:37 ユー>消しゴム
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