__この出会いは運命か否か
「これが……?あの……?」
「あァ、そいつが例のブツだよ」
「へえ、面白そうじゃん」自然と笑みが溢れる。それも悪趣味なニタリという笑みが。
「だろ?だからこれで……しようぜ?」
「そんな事できるんだぁ、じゃ、やりますかねェ」
✳
「遊介ー、きたよ!ヘルメットとマスク」色葉は嬉しそうに遊介にいった
「そうか。もう行くのか?」
「うん、絶対帰ってくるけ」
「絶対だぞ」そう言って抱きしめて、最後になるかもしれない挨拶を交わした。
行き先は氷室さんと篠宮さんの住む家。そこに寝泊まりしながら外を出歩き1週間分のデータを国に渡すというもの。
「さァて、頑張りますか」と自嘲した
歩く道には沢山のものがあった。花、置き去りにされた服、犬、猫、沢山の動物。腐った食べ物。シェルターに入れずに、いつ死ぬか分からずビクビクして暮らしている人々。怖い、恐い。けど、私には遊介が居てくれる。
「着いた……!」擬似玄関に行く。ドアの一枚後にはレーザーみたいなのがあって、それまでに着いた菌を落としてくれる。と言うか消してくれる。
「すいません、村椿色葉です……」凄く緊張する。ここ1年間遊介以外の人と喋った事がない!と思っていたら来た……!
「はい、氷室です。村椿さん、これから1週間よろしくお願いします」
「あっ、はい、こちらこそよろしくお願いします」
「長旅でお疲れ様でしょう?今、夕飯を作りますから、それまでくつろいでいて下さい」と篠宮さんは言ってくれた。
「はい、ありがとうございます」2人とも優しい人だ。これから1週間もお世話になるんだから、ちゃんと礼儀良くしなきゃ、とか色々考えている内に夕飯ができたらしい。
「どうぞ、召し上がって下さい」
「はい、いただきます」
「ところで村椿さんは何故こんな危険な事をやろうと思ったんですか?すごい勇気ありますよね」氷室さんが聞いた
「今、付き合っている人がいるんです。その人を元の、普通の生活に戻したいと思って。当の本人には猛反対されたんですけどね」
「そうでしたか。この家にいる間は出来る限り協力しますよ!これから1週間頑張りましょう!」
「はい!」
そして、1日目は終わりを告げた
明日も晴れるといいなぁ
to be continued
「これが……?あの……?」
「あァ、そいつが例のブツだよ」
「へえ、面白そうじゃん」自然と笑みが溢れる。それも悪趣味なニタリという笑みが。
「だろ?だからこれで……しようぜ?」
「そんな事できるんだぁ、じゃ、やりますかねェ」
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「遊介ー、きたよ!ヘルメットとマスク」色葉は嬉しそうに遊介にいった
「そうか。もう行くのか?」
「うん、絶対帰ってくるけ」
「絶対だぞ」そう言って抱きしめて、最後になるかもしれない挨拶を交わした。
行き先は氷室さんと篠宮さんの住む家。そこに寝泊まりしながら外を出歩き1週間分のデータを国に渡すというもの。
「さァて、頑張りますか」と自嘲した
歩く道には沢山のものがあった。花、置き去りにされた服、犬、猫、沢山の動物。腐った食べ物。シェルターに入れずに、いつ死ぬか分からずビクビクして暮らしている人々。怖い、恐い。けど、私には遊介が居てくれる。
「着いた……!」擬似玄関に行く。ドアの一枚後にはレーザーみたいなのがあって、それまでに着いた菌を落としてくれる。と言うか消してくれる。
「すいません、村椿色葉です……」凄く緊張する。ここ1年間遊介以外の人と喋った事がない!と思っていたら来た……!
「はい、氷室です。村椿さん、これから1週間よろしくお願いします」
「あっ、はい、こちらこそよろしくお願いします」
「長旅でお疲れ様でしょう?今、夕飯を作りますから、それまでくつろいでいて下さい」と篠宮さんは言ってくれた。
「はい、ありがとうございます」2人とも優しい人だ。これから1週間もお世話になるんだから、ちゃんと礼儀良くしなきゃ、とか色々考えている内に夕飯ができたらしい。
「どうぞ、召し上がって下さい」
「はい、いただきます」
「ところで村椿さんは何故こんな危険な事をやろうと思ったんですか?すごい勇気ありますよね」氷室さんが聞いた
「今、付き合っている人がいるんです。その人を元の、普通の生活に戻したいと思って。当の本人には猛反対されたんですけどね」
「そうでしたか。この家にいる間は出来る限り協力しますよ!これから1週間頑張りましょう!」
「はい!」
そして、1日目は終わりを告げた
明日も晴れるといいなぁ
to be continued
