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Best Friend〜姿を変えた君と〜 2


今日から3年。

生徒は色んな色の服で、ある一ヶ所に集中していた。

そんな中俺はお気に入りの、時期に合った黒いパーカーを
羽織ってそのポケットに手を突っ込む。

「あぁ居た!健っ」

今より幼い顔をした愛生が沢山の人をかき分け、俺のそばへ。

「愛生?」

「同じクラスだって」

「あっ、そう……」

「行く?」

「もうちょっと空いたらね」

「みんな帰ってからですね」

ならそれまで待ってた方が楽。

それで誰も居ない中ゆっくり名前を確認し、顔と一致
させられるなら。

その頃の俺は同じ学年の人の名前は全て覚えてた。

顔は名前を見ればすぐに出てくる。





「そろそろ良くない?」

「うん……」

「なんか常に元気ないよね」

「別に」

あの頃から口癖だった。

そんな俺は愛生と紙の前へ。

そして出席番号順に並べられた、たくさんの人の名前を
上から見ていった。

自分が何組かは、一番先に確認して。

自分と同じクラスの人だけで良かった。

そして少し見ていった頃、ある一人の女子生徒の名前を
見つけた。

『久城 杏梨』

俺と久城は、この頃からの付き合いだった。


<2016/08/04 08:55 秋の空>消しゴム
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