『宮河くん、バイバイ……』
『バイバ〜イ』
何故か、あの二人の声が重なった。
声が低いから、かな。
愛生は、居なくなんないよね。
今まで、ずっと一緒に居てくれた。
そんな愛生が、そう急には……
そう思うと、また泣きそうになった。
何があってこんなに泣くのか。
自分でも分からない。
最近いつも泣いてる気がする。
その日泣けば、次の日は笑えると、うまく行くと信じて。
けど今はもう少し我慢。
ドアの方から視線を感じる。
母親。
その時、言った。
『そうやって逃げてる。だから変わらない』
あの、言葉を。
俺はその言葉に何も返せなかった。
その通りだったから。
あの時の俺は、その言葉のままだったから。
そして何も答えずに泣いた。
また。
そして母親は、最後にこう言った。
『行けるときは行きなさい』と。
それがどういう意味かは分からない。
今も、分かってない。
愛生のように優しい意味なのか、早く行けるようになれ
という、少し厳しめの意味なのか。
俺は、あの時から全く変わってないから。
あの時のまま、動けてないから。
けど、今はこういう時なんだよね。
そのうち、時がどうにかしてくれる。
そう信じて、今までやってきた。
これが、ダメなんだよね。
分かってる。
けど、今 自分に出来る事なんて分からない。
無い、かもしれないし……
今の俺に、出来る事なんて。
何一つ。
無いかもしれない。
『バイバ〜イ』
何故か、あの二人の声が重なった。
声が低いから、かな。
愛生は、居なくなんないよね。
今まで、ずっと一緒に居てくれた。
そんな愛生が、そう急には……
そう思うと、また泣きそうになった。
何があってこんなに泣くのか。
自分でも分からない。
最近いつも泣いてる気がする。
その日泣けば、次の日は笑えると、うまく行くと信じて。
けど今はもう少し我慢。
ドアの方から視線を感じる。
母親。
その時、言った。
『そうやって逃げてる。だから変わらない』
あの、言葉を。
俺はその言葉に何も返せなかった。
その通りだったから。
あの時の俺は、その言葉のままだったから。
そして何も答えずに泣いた。
また。
そして母親は、最後にこう言った。
『行けるときは行きなさい』と。
それがどういう意味かは分からない。
今も、分かってない。
愛生のように優しい意味なのか、早く行けるようになれ
という、少し厳しめの意味なのか。
俺は、あの時から全く変わってないから。
あの時のまま、動けてないから。
けど、今はこういう時なんだよね。
そのうち、時がどうにかしてくれる。
そう信じて、今までやってきた。
これが、ダメなんだよね。
分かってる。
けど、今 自分に出来る事なんて分からない。
無い、かもしれないし……
今の俺に、出来る事なんて。
何一つ。
無いかもしれない。
