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日記
- たけしの日記 -

2014年8月4日
今朝、ゆうき君が
「お母さんとお父さん中々来ないけど、僕は捨てられたのかな。」
と呟いているのを耳にした。俺は今までにない罪悪感を覚え、トイレでたくさん吐いた。
はじめのうちはトイレから動けずにいたが、心配しているゆうき君に声をかけてあげないとと思って
「ゆうき君は捨てられてなんか居ないよ。もしかしたら今日お家に帰れるかもしれないからね。」
と声を掛けると、ゆうき君は嬉しそうな寂しそうな顔をして軽く頷き、自室に戻っていった。
どこか寂しそうな顔、力のない足取り、元気のない後ろ姿、静かに閉められたドア。
俺はゆうき君からなにか寂しさを感じ取ったが、何故いきなり寂しそうな姿になったのか、
俺にはよくわからなかった。
とにかく、今日はあの藤林清隆に会うんだ。今後の俺の人生が決まるんだ。もう13時だ。準備して家を出よう。


<2016/08/04 13:35 とーふ>消しゴム
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