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世界から赤が消えた
- ー選択肢Bー -

作者「しつこくてすいませんが、この選択肢は、ちょいBL、グロ表現、ホラー、死ネタがあります。苦手な方は、ブラウザバック!!違う選択肢を選ぶことをおすすめします。何でもOKー!と言う方は、このまま読み進めてください。





[話しかける]


「ねぇ、カラ松。チョロ松兄さんとトド松は?」

もうこんな時間なのに、居間や二階から声が聞こえてこない。



......二人だけならまだしも、父さんや母さんまで。





「ん?チョロ松とトッテイか?






押し入れの中にいるぞ?」



「......は?押し入れ?何で......」



意味分かんない。

何で押し入れの中なんか......。

俺は不思議に思い、押し入れの戸を開けた。



......あぁ、そういうことか。



「十四松、逃げるぞ。.........十四松......?」



さっきまで騒いでたはずの十四松の声が聞こえない。

背後には、さっきまでいなかったはずの***兄さんが背後に立っていた。

「一松。ゴメンね。俺達は産まれた時も一緒だよね。



だから、誰か一人が死んだらみんな一緒に死ななきゃいけない。そうでしょ?」





「やっぱり、アンタだったのか......***兄さん。」



ドスン。

***兄さんは、躊躇なく血の付いた包丁を突き刺した。



ベチャ、グチョ。

内臓がえぐられる音が聞こえる。



自分のことなのに、俺はまるで他人事のように感じていた。


・・
六人で色違いの、紫のパーカーがどんどん***兄さんの色に染まっていく。

「......うヴぁ、ぐ...ふぅア¨ア¨ア¨アアァ、痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い、ア¨アア¨アアァ......」

***兄さんがグチャリと肉を切る用の包丁を貫通させた。

もうろうとする意識の中で、最後に思い浮かべたのは、イタくて、クソで、ナルシストで、



でも、誰よりも優しくて、アホなぐらいお人好しで、誰よりも兄弟想いな、笑顔のアイツだった。



こんなどうしようもない燃えないゴミの俺でも、好きだと思えたゆういつの俺の好きな人。





......あんたはもう、喋ることも聴くことも、もう二度と目を開けることさえ、出来なくなってるけど。

もうすぐ俺もそっちに逝く。









ねぇ、クソ松兄さん。



次、また生まれ変われたら、少しだけ素直になって、あんたに好きって伝えられたらいいな。











「......バイバイ、一松。もうすぐお兄ちゃんもそっちに行くからな。」




その後、警察は松野家と言う家から、血のような臭いがすると言う通報を聞いて、家に踏み込んだ。

その家で警察が見たのは、



包丁を握って自殺している赤いパーカーを着た男性と、押し入れの中に詰め込まれた、緑、紫、黄、ピンクと服を着た男性、そして、その赤に染まった死体の下にあったのは、



血で真っ赤に染まった青のパーカーだった。




End2[<バッドエンド>おそ松兄さん]


<2016/08/09 00:04 ラジカル>消しゴム
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