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世界から赤が消えた
- ー選択肢C Part1ー -

作者「しつこくてすいませんが、この選択肢は、ちょいBL要素、ホラー要素、死ネタがあります。苦手な方は、ブラウザバッグをおすすめします。何でもOKー!と言う方は、このまま読み進めて下さい。」


[お帰りと言い二階に行く]



「ただいま。」

「あぁ、お帰り。」

俺は一言だけ言って二階に上がる。

二階には、俺の友達のエスパーニャンコがいた。

「ニャンコ?」

でも、ニャンコは俺の方には来ず、ある方向を見つめていた。

『ニャア。』

エスパーニャンコは小さく鳴く。

次の瞬間、エスパーニャンコはこう言った。

『一松。』

「......え?」

『一松。今すぐ逃げろ。』

「は?どういう......」



は?どういうこと?

そう聞こうとした瞬間、下からグチャリという音が聞こえた。

「......え?」

『一松、早く!早く逃げろ!』

「う、うん。」

俺はエスパーニャンコを抱き上げ、窓を開け、飛び降りた。

ドスン。

着地に失敗して、少し足をくじいてしまう。

「......痛。」

足に鋭い痛みがはしる。



『一松、早く、出来るだけ遠くへ逃げてくれ!』

「......っ!うん。」








「......はぁ、はぁ、はぁ。...この辺まで来たら、もういいんじゃない......?」

普段あまり運動をしないから、息切れが酷い。

全力疾走した結果着いたのは、デカパンのところだった。

『あぁ。それより大丈夫か?一松。息切れが酷いようだが......。』

「......大丈夫。」

『そ、そうか......。デカパンのところへ行けるか?』

「うん。」

痛む足を引きずりながら、研究所のドアを開けた。


「一松ダス。どうしたダス?」

『デカパン、例の薬を持って来てくれ。...それと、救急箱も。』

「その声は......。分かったダス。今持ってくるダス。」







デカパンは帰ってくると、フラスコを床に置いた。

「ねぇ、...どういうこと?ニャンコ。」

するとフラスコが宙に浮いた。

「............はぁ?」

......どういうこと?

そのフラスコは逆さまになり、中から紫の液体が出る。

その液体がかかったところから、徐々に姿が見えてくる。



『久しぶり、一松。』






「............ク...ソ...松......?」











<2016/08/09 13:04 ラジカル>消しゴム
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