東京に残留歴4年、この私天視鈴美(あましれいみ)は、09高校に通うごく普通の女子高生である。
"人"ならではの楽しみが詰まっている、と個人的に印象のある日本有数の都会である東京にやってきたわけだが、やはり現実は甘くはないと神様からの教えなのだろうが、やはりこの"楽園"も甘くなかった。
私は努力とかは、あまり好みではない。
努力は困難に真っ向から立ち向かうというのが、誰もが思う事だろう。
気持ちは分かる。
当の自分は"困難"という言葉が嫌いな故か、努力する事から逃げているただの馬鹿である。
努力、はぁ?
馬鹿じゃないの?
ああ、ダルいのが一番だわぁ....
こんな悪口を言いながらも、嫌がる気持ちをしっかり心で抑え、中学一年の時、定期テストで学年順位9位になった事もあった。
ただ、今となってはどうか。
24階建てのマンションにて一人暮らしなので、親から怒られるという余計な情けない事もない。
しかし、入学式が終わった後で渡された、まさかのプリント5枚を地層のように積み上げ、
ソファーでゴロゴロしながらポテトチップスを食べる。
空になったポテトチップスの袋を、ゴミ箱に捨てずにテーブルの下にほったらかし。
汚れた靴下も、テレビの部屋に脱ぎ捨てる。
風呂に入るまで服を着替えず、制服のままで過ごす。
積み上げたプリントには手をつけず、そのまま夜中までテレビアニメ"絶対無敗のラグナロク"という戦記ものをはじめとする様々なテレビ番組を見て楽しむ....
ご覧の始末である。
そういえば、4月21日の今日行われた入学式。
生徒のスピーチは立派で共感できる所もあったが、丁寧に作りこんだのか話が長くなり途中聞きながした。こんな大事な式の最中にイライラして心が落ち着かなかった。
空気が熱かった。
死ぬかと思った。
気がついたら、貧乏揺すりしていた。
それほどオーバーヒートした私だったが、それが表向きになる寸前で出なかったので、安心した。
たったこれしきでオーバーヒートしない人が普通だろうが、それが今回できなかった私にとってその人たちはとても羨ましく見えたけれども、とても悔しかった。
退場する途中の事だった。
これで帰られる、やったーー!るんるんるん♪
という感情が突如芽生えた。
地獄みたいで死にそうだったこの一日も終わると思った矢先のことである。
三時間ぶっ続けての授業。
一瞬、失望したような顔になった。
なんなんだよ......続くんですかい.....
まず最初は理科。私が思うに学校の授業において、随一の快楽である。
元々科学というものに興味があり、一時期は犬と牛を合体させたいという夢を抱いていた時もあった事もあるように、生物学に興味があった。そこの分野はとても得意だった。
これは、面白かった。
とても楽しめたぞ、うんうん。
たぶんあのオーバーヒートした時間が嘘みたいに。
次は英語。あのABCD......うるさいやつである。
うるさい、と感じるのは英語は苦手だったからだ。
単語が意味分からん。日本語と混合して頭混乱してダメになりそう。
というのが単純な理由である。
これは理科と同じ50分の長さの授業だったが、こちらの方が長く感じた。
楽しみはすぐ過ぎる、という言葉の通り楽しい理科は、楽しみ過ぎて短く感じるものだ。
だが、苦手なものは好きになりにくいし、次第に授業を受けるのが面倒だという気持ちが募りに募り、
果ては授業に集中しなくなりがちなのだ。
それでもやるのが努力だよ、と親は言うがこれはさすがに無理である、と完全に諦めながら授業を受けていた。
この通り、私も見事に"ダメ"というツボにはまってしまった。
最後は数学。
さらにしょぼん......
簡単な計算が出来たまではいいが、応用問題が鬼畜となり、
英語以上に、授業(じごく)から逃げたくなる。
すなわち、英語以上に嫌いなのだ。
もうやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダマダヤダヤダヤダヤダヤダヤダ.....
嫌だ!
"やりたくない"という欲求を更に求める。
でも、簡単には逃げられない。
何故なら、ここは人生においての地獄の一つ、学問を司る門、学校なのだから。
逃げる事は許されないであろう。
周りのクラスメイトは真剣に受けている。
なぜ、こんなに"やる気"で勝負できるの?
もう、ますます逃げたくなってくる。
我慢しなきゃ、ダメだ。
誰もがそう思うであろう。
ダメダメ少女、かくなる上は.....
本質は仮病、具合が悪い事を演じる!
そうだ、これでいい!
これで、逃げられるんだぁ!
早速、行動に移そう。
勇気をふりしぼる。
上手く演じられるか、不安だ。
だけど、やるしかない!
私の望みである、"一番の楽しみ"を得るためならば!
意を決して、いざ!
頭に手を当てる。
「あのぉ....先生、私、頭痛くなってきました。ずきずきしますぅ....」
可愛さ、女子力は高くはないのだが、ここはやや"可愛く"やってみた。
"頭痛"に苦しむ女子を脳裏で連想して。
「君は、一人暮らしなんだっけか。帰りの支度して、気をつけて帰ること。」
怖そうな数学の先生は、この時は優しかった。
そのまま、痛そうな演技をして、校門から出ていき、現在に至る。
昔から最大の楽しみを求めすぎた結果、"努力"を忘れた楽しみに突っ走る馬鹿女子になったのである。
そして、明日も楽しみを探す旅に出かけるとしよう。
気がつくと月光は窓から見えていた。
私による高校2年の生活はこうして始まった。
"人"ならではの楽しみが詰まっている、と個人的に印象のある日本有数の都会である東京にやってきたわけだが、やはり現実は甘くはないと神様からの教えなのだろうが、やはりこの"楽園"も甘くなかった。
私は努力とかは、あまり好みではない。
努力は困難に真っ向から立ち向かうというのが、誰もが思う事だろう。
気持ちは分かる。
当の自分は"困難"という言葉が嫌いな故か、努力する事から逃げているただの馬鹿である。
努力、はぁ?
馬鹿じゃないの?
ああ、ダルいのが一番だわぁ....
こんな悪口を言いながらも、嫌がる気持ちをしっかり心で抑え、中学一年の時、定期テストで学年順位9位になった事もあった。
ただ、今となってはどうか。
24階建てのマンションにて一人暮らしなので、親から怒られるという余計な情けない事もない。
しかし、入学式が終わった後で渡された、まさかのプリント5枚を地層のように積み上げ、
ソファーでゴロゴロしながらポテトチップスを食べる。
空になったポテトチップスの袋を、ゴミ箱に捨てずにテーブルの下にほったらかし。
汚れた靴下も、テレビの部屋に脱ぎ捨てる。
風呂に入るまで服を着替えず、制服のままで過ごす。
積み上げたプリントには手をつけず、そのまま夜中までテレビアニメ"絶対無敗のラグナロク"という戦記ものをはじめとする様々なテレビ番組を見て楽しむ....
ご覧の始末である。
そういえば、4月21日の今日行われた入学式。
生徒のスピーチは立派で共感できる所もあったが、丁寧に作りこんだのか話が長くなり途中聞きながした。こんな大事な式の最中にイライラして心が落ち着かなかった。
空気が熱かった。
死ぬかと思った。
気がついたら、貧乏揺すりしていた。
それほどオーバーヒートした私だったが、それが表向きになる寸前で出なかったので、安心した。
たったこれしきでオーバーヒートしない人が普通だろうが、それが今回できなかった私にとってその人たちはとても羨ましく見えたけれども、とても悔しかった。
退場する途中の事だった。
これで帰られる、やったーー!るんるんるん♪
という感情が突如芽生えた。
地獄みたいで死にそうだったこの一日も終わると思った矢先のことである。
三時間ぶっ続けての授業。
一瞬、失望したような顔になった。
なんなんだよ......続くんですかい.....
まず最初は理科。私が思うに学校の授業において、随一の快楽である。
元々科学というものに興味があり、一時期は犬と牛を合体させたいという夢を抱いていた時もあった事もあるように、生物学に興味があった。そこの分野はとても得意だった。
これは、面白かった。
とても楽しめたぞ、うんうん。
たぶんあのオーバーヒートした時間が嘘みたいに。
次は英語。あのABCD......うるさいやつである。
うるさい、と感じるのは英語は苦手だったからだ。
単語が意味分からん。日本語と混合して頭混乱してダメになりそう。
というのが単純な理由である。
これは理科と同じ50分の長さの授業だったが、こちらの方が長く感じた。
楽しみはすぐ過ぎる、という言葉の通り楽しい理科は、楽しみ過ぎて短く感じるものだ。
だが、苦手なものは好きになりにくいし、次第に授業を受けるのが面倒だという気持ちが募りに募り、
果ては授業に集中しなくなりがちなのだ。
それでもやるのが努力だよ、と親は言うがこれはさすがに無理である、と完全に諦めながら授業を受けていた。
この通り、私も見事に"ダメ"というツボにはまってしまった。
最後は数学。
さらにしょぼん......
簡単な計算が出来たまではいいが、応用問題が鬼畜となり、
英語以上に、授業(じごく)から逃げたくなる。
すなわち、英語以上に嫌いなのだ。
もうやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダマダヤダヤダヤダヤダヤダヤダ.....
嫌だ!
"やりたくない"という欲求を更に求める。
でも、簡単には逃げられない。
何故なら、ここは人生においての地獄の一つ、学問を司る門、学校なのだから。
逃げる事は許されないであろう。
周りのクラスメイトは真剣に受けている。
なぜ、こんなに"やる気"で勝負できるの?
もう、ますます逃げたくなってくる。
我慢しなきゃ、ダメだ。
誰もがそう思うであろう。
ダメダメ少女、かくなる上は.....
本質は仮病、具合が悪い事を演じる!
そうだ、これでいい!
これで、逃げられるんだぁ!
早速、行動に移そう。
勇気をふりしぼる。
上手く演じられるか、不安だ。
だけど、やるしかない!
私の望みである、"一番の楽しみ"を得るためならば!
意を決して、いざ!
頭に手を当てる。
「あのぉ....先生、私、頭痛くなってきました。ずきずきしますぅ....」
可愛さ、女子力は高くはないのだが、ここはやや"可愛く"やってみた。
"頭痛"に苦しむ女子を脳裏で連想して。
「君は、一人暮らしなんだっけか。帰りの支度して、気をつけて帰ること。」
怖そうな数学の先生は、この時は優しかった。
そのまま、痛そうな演技をして、校門から出ていき、現在に至る。
昔から最大の楽しみを求めすぎた結果、"努力"を忘れた楽しみに突っ走る馬鹿女子になったのである。
そして、明日も楽しみを探す旅に出かけるとしよう。
気がつくと月光は窓から見えていた。
私による高校2年の生活はこうして始まった。
はじめまして、Veraといいます。(名前の読みはベーラです。)
文章の操り方は下手くそですが、これからも全力で執筆していきたいと思います。
文章の操り方とか、そういうのを教えてくれると幸いです。
今回は、サイエンテンションのプロローグを執筆しました。
セリフを入れたかったのですが、入れるタイミングがあまり掴めず、二ヶ所しかないです。
さて、もう一つの本題である"SFアクション"は次回か、その次くらいに執筆できたらなぁと思います。
SFバトルアクションは初めて書くので、文章が下手になってるかもしれませんが宜しくお願いします。
これからもサイエンテンションの事、宜しくお願いします。
それでは次回をお楽しみに!
文章の操り方は下手くそですが、これからも全力で執筆していきたいと思います。
文章の操り方とか、そういうのを教えてくれると幸いです。
今回は、サイエンテンションのプロローグを執筆しました。
セリフを入れたかったのですが、入れるタイミングがあまり掴めず、二ヶ所しかないです。
さて、もう一つの本題である"SFアクション"は次回か、その次くらいに執筆できたらなぁと思います。
SFバトルアクションは初めて書くので、文章が下手になってるかもしれませんが宜しくお願いします。
これからもサイエンテンションの事、宜しくお願いします。
それでは次回をお楽しみに!
