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ハチミツ♡レモン!〜ハチミツ王子〜


やっと数多い中学1年の教科書が配られた。
休み時間は予想通り私の隣は女の子だらけ。
「メアド教えて!」
「誕生日いつ?」
「LINE一緒にやって!」
と次々に筆問が殺到したの。
なんてこたえるのかな。
きいっとOKじゃないかな。
でも彼が答えたのは
「ごめん。俺、スマホ持ってないんだ。タブレットも。うちの家庭厳しいんだよね。ごめんね。」
ええ!
驚いたのは私だけじゃないでしょ。
厳しい家庭ってどんな家庭なんだろ。
私、スマホ持ってるけどあんまし使わないもん。
中学生になっても持ってない人いるもん。
「あーじゃ、しかやないね。」
「厳しい家庭だからこそかっこいいのよね。」
とみんながっがりして去っていった。
「ね、キミって口硬いよね?」
といきなり聞かれた。
わたしはどんなこだろとおもいながらうなずいた。
「俺、女の子に一気に近寄るの嫌なんだ。だからああいう風に言ったわけ。」
ええ!
女の子に弱いんだ。
私は
「意外だね。それは内緒にする。」
と少しわらった。
少し彼と距離がちぢまった気がした。

<2016/08/10 16:53 音結>消しゴム
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