おためし小説投稿

登録一切不要で小説投稿!
文字サイズ変更 
砕かれる童話集


真夜中



人魚姫「さあ、そろそろね」

狼娘「体がむずむずする」

人魚姫「もう食べてないからお腹ペコペコ。捕まえた瞬間、喰ってやるわ」

狼娘「なまで食うの?私はもちろん生だけど」

人魚姫「そうか。妾はなまで食わないわね。焼くわ。」

狼娘「まるごと?」

人魚姫「ところどころ少しちぎって、干すわ」

狼娘「何で何で?」

人魚姫「干し肉よ」

狼娘「あ、そうだね」








狼娘「いた」

人魚姫「どこどこ?」

狼娘「この先人魚姫様の大股で39歩ほどいくと、倒木があります。そこを右に曲がり51歩歩きます。するときの後ろで居眠りをしている男五人がおります。全員酔っぱらい。武器は背の一番低いやつと、頭が剥げてるやつが1つづつ、おのを持ってます。」

人魚姫「ふふ。正確ね。」

狼娘「急ぎましょう。」

人魚姫「ええ」








人魚姫「居たわね」

狼娘「はい、いってよろしいですか?」

人魚姫「良いわよ。」


その瞬間、狼娘は駆け出した。
武器はなにも持っていない。
狼娘は太っているやつをターゲットに選ぶ。
五人を押し倒すとデブに襲いかかった。

鋭く尖った牙で狼娘はデブの首にかぶり付く。
デブはギャー、と悲鳴をあげる。

と、ちびが地面に崩れ落ちるように倒れた。
腹は矛が貫通している。

人魚姫はづついて他の男を矛で指した。
ハゲをやるつもりだったが、邪魔なやつから排除することにした。


男たちも必死に戦うが、





怒り狂い、血に飢えた狼と、




人間の肉を引き裂く人魚には












勝ち目はない。














人魚姫「全員仕留めたわ」

狼娘「血、美味しい」
狼娘はごくりと血をのみ混む。

人魚姫「私は三人ね。最後のやつは二人で分けましょう。この背が高くて固そうなやつでいいかしら?」

狼娘「美味しいよ」

人魚姫「もう食べてるの?」

狼娘「帰ろ。もっと食いたい」

人魚姫「はいはい。帰りましょうか」









まるで何事もなかったかのように二人の化け物は穴蔵に戻っていく。
辺りは血が散乱していた。


所々に、人間の肉も。






狼の毛、人魚の美しい瞳。


その二つをみたあるものがいた。






『お次はボクさ』






【人魚姫END】

昼間と夜では性格が変わる狼娘ちゃん
人魚姫終わりました。

最後の言葉を言ったのはいったい誰!?
<2016/08/13 00:32 栗原小雪>消しゴム
Copyright(C) おためし小説投稿 Since2013 All Rights Reserved.