おためし小説投稿

登録一切不要で小説投稿!
文字サイズ変更 
おそ松さん おそ松と一松のアリスの冒険 
- 宿屋 -

「おい・・・これ・・・完全に道迷ったな」

「トドぴょんはこの道をまっすぐって言ってたよね・・・」

おそ松たちは道に迷ってしまった。しかももうすぐ日が暮れそうだ。

「宿屋ないのー?バッチ割りとかサービスないのー?」

「あったらそれはそれで奇跡だね・・・お金ないしこのままだと野宿だよ」

2人はなんとか野宿だけはさけたいので道を進んだ。すると明かりが見えてきた。

「おっ、見ろ一松、宿屋って書いてあるぞ。ん・・・なになに・・・・・・無料だって行こうぜ一松!」

中に入るとそこには見覚えのある人がいた。

「・・・十四松?」

「あーいらっしゃーい、僕ジュッシイよろしくおねがいしマーッスル!久しぶりのお客さんだ!お茶でも

いかがですか?」

「うん・・・、何でこんなきれいなのに無料なの?」

「えーとねーここは本来君たちみたいな森に迷った人たちが来る場所なんだ。僕はただお茶を入れる

のが好きなだし、迷っている人にお金とるのはおかしいと思うんだ。はい、お茶どうぞ」

ジュッシイが2人にお茶を渡すと、おそ松たちはそれを飲み干した。口の中に甘い香りが広がる。

「うまいなー、そうだ、ここの前にある村って何があったんだ?」

ジュッシイの顔が少し青ざめた。

「君たちどこから来たの?ここの国の人じゃないよね・・・」

おそ松たちは今までのことを話すと・・・

「そうか、君たちトドぴょんにあったんだここまっすぐってあってるけど、距離が長いんだ。あと、村の出

来事・・・それはね・・・」

ジュッシイは、最近村の前に倒れていた若者がいて、それを村人たちが助けたらしい。しかし、村でも

次々と殺人事件が起こるようになった。ある日、村人の1人が若者が刃物を持っているところを見つけ

た。それを知られた若者はさらに人々を殺し緑で美しい村はたちまち赤く不気味になってしまった。と

言った。

「その・・・若者と俺が間違われたのかな?」

「確かに、その若者はパーカー着ているって聞いたことあるよ」

「・・・あと、この国の女の人で殺されそうな人っているの?穴に入る前女性の声が聞こえたんだ。」

ジュッシイは少し黙ると・・・

「そういや、その村人殺人の容疑者でアリスのお嬢様が処刑されるそうだよ」

「え・・・犯人の顔は分かっているのになんで」

「女王のきまぐれさ。女王は犯人をほとんど自分の嫌いな人に押し付けるんだ。それにみんな不満を

もたない。おかしいと思わないかい?」

少し時間がたった。

「まぁ、声なんて空耳かもしれないし、今日はゆっくり休んでよ。明日僕、お城に用があるから馬車で

送ってあげるよ。」

「ありがと」

そう言って、おそ松たちは部屋に行った。

「ねぇ・・・おそ松兄さん、僕たち、小さいときに読んでもらった不思議の国のアリスの世界に迷いこんだ

みたいだね。ウサギはトドぴょん、帽子屋はジュッシイ、僕は猫、おそ松兄さんはアリスみたい。」

「よせよ一松、アリスが処刑されそうって言われているのにそれでアリスみたいって言われたらなんか

いやだよ・・・」

「そういうんじゃなくて・・・兄さんはアリスみたいにピンチの時も乗り越えそうだな・・・って」

「あはは、一松になんかあったらお兄ちゃんが助けてあげるよ!じゃ、もう寝よっか」

「おやすみ」

2人はすやすやと眠った。気が付くと朝になっていた。

「おはよーっ!早くしたくしてお城に行くよー」

2人は用意されていた朝食を食べ、ジュッシイが乗っている馬車に乗り込んだ。

「早く元の世界に戻らないと・・・」

「頑張ろうな一松」



あははっ・・・もう少ししたら俺の罪はアリスのせいになる・・・俺の殺人罪もなくなる。女王と手を組んで

正解だ。俺は無敵だ。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だって俺は松野おそ松だからね








<2016/08/12 22:59 smallsnow>消しゴム
Copyright(C) おためし小説投稿 Since2013 All Rights Reserved.