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おそ松さん おそ松と一松のアリスの冒険 
- お城へ・・・ -

「うおーっすっげーっ!」

おそ松は馬車から景色を見ていた。その隣で一松は寝不足だったのか静かに寝息を立てている。

「お城の回りはいつ見てもすごいね。けど、お城の中はもっとすごいんだ。」

そう言って、ジュッシイは毛布を一松にかけた。

「サンキュ、あっそうだ、アリスっていう人はどんな人なんだ?」

すると、ジュッシイは悲しそうな顔をして、

「ごめん、あんまり何も覚えていないんだ。覚えているのは僕とあったことがあるかもしれない。じゃな

いと僕がアリスのお嬢様っていうはずないもん。そして、裁判に負けて、処刑されそう。ちなみに裁判

はとてもむちゃくちゃで裁判長の気まぐれで有罪か無罪か決まる。けどアリスのお嬢様は別、たぶん

裁判長は女王に有罪にしろ、とか言われていると思うよ。・・・ごめん、これだけで・・・あっ着いたよ」

「そうか・・・全然、気にしなくていいよ、」

おそ松は一松を起こして馬車を降りた。そこには最初にあった村人たちがいたが、バッチを見ると

その場を去って行った。

「ジュッシイお前の用事ってなんなんだ?」

「女王の誕生日、この国の人は必ず行かないといけない。じゃあ、僕は友達に挨拶してくるから、

ここで・・・」

「じゃあな、いろいろありがとー」

ジュッシイは手を振りながら歩いて行った。

「ねぇ、おそ松兄さん、僕たちこれからどうすんの?」

おそ松は少し悩んだ。用意されたお菓子を食べるか、お城の庭園を回る・・・・けど、どうせ回るなら。

「お城探検しよーぜ、元の世界に帰れるヒントが見つかるかもしれないし・・・」

「ちょっと、ばれたらどうすんの?へたしたら殺されるかも・・・」

「大丈夫だよ」

「えー」

おそ松たちはお城の中に入った。お城の中はあちこちに赤いハートが描かれていて、少し不気味だ。

おそ松は、ヒントが見つけやすいように別行動しようと言った。

「じゃあ、何かあったら叫べよ」

そう言って、おそ松は走り去っていった。一松はそれぞれの部屋を回ろうとした。幸いどの部屋も開い

ており、バスルーム、寝室、キッチン、どれも広くて豪華で一松は少し不安になった。そして、何のヒント

もつかめないまま一松は最上階に上がった。すると、声が聞こえてきた。声のするほうに行くと、そこに

は女王の部屋と書いてあった。一松はヒントを得られるかもしれないと思い、盗み聞ぎをすることにし

た。

「今日はアリスが処刑されるひ・・・アタシの最高の誕生日になりそう・・・」

「女王、それはいいですね・・・あと、俺の・・・」

「あぁ、罪は消えるし報酬もたっぷりあるぞ。」

どうやら女王と男が話しているらしい。けれど、男の声はどこかで聞いた気がする。

「ありがとうございます。・・・あははっ、あなたと手を組んで正解です。そして・・・・扉の外、盗み聞き

している君、バレバレだよ」

一松は逃げようとしたがもう遅かった。叫んでおそ松を呼ぼうとしたけど怖くて声が出ない。扉が

開かれると、そこには女王と・・・

「お・・・おそ松兄さん?」

「あはは、一松、お兄ちゃん女王と手を組んでたんだ。」

「誰・・・」

「何言ってるんだ。俺は松野おそ松」

「罪って・・・何?まさか・・・」

「お前に教えるわけないよ。つーか、そろそろお兄ちゃんに裏切られていること、少しは自覚したほうが

いいよ」

そう言って、おそ松は一松の首をしめる。一松の意識が途切れた・・・

「一松、一松。目、覚めたか?」

一松は目が覚めた。どうやら気を失っていたらしい。

「ごめんな。軽く首をしめたつもりなんだけど・・・あと、ここ裁判室。お前にはアリスの協力者って

いうことで死んでもらうから。じゃあな」

一松は状況を整理するのに精一杯だった。そして、いつの間にか裁判長が来た裁判長はカラ松に

似ている。

「じゃあ、これから一松の裁判を始めるぜ。けど、一松は弁護人がいないかぎりもう有罪なんだ。

ということで、一松は有ざ・・・」

突然裁判室の扉が開いた。

「おいおいおいおい、それはないよ裁判長。そんな裁判成立すると思ってんの?」

会場がざわめきだす。

「一松を傷つけた罪は大きいってことを教えてやる・・・」

「静粛に!」

裁判長も焦っているようだ。

「だから・・・女王を呼んで来い!」

一松の目から涙がこぼれる。

「この松野おそ松が、松野一松の弁護人になる!」











<2016/08/15 10:28 smallsnow>消しゴム
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