憲法9条改正物語
- 第1話:ある少年 -
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雨が降る中、俺は1人学校へ向かって歩いていた。たしか今日は歴史があったはずだ。6年3組の歴史の先生は小林先生。教え方は上手だが、怒ったら怖い先生だ。そんな先生に今日習うところは、戦後の日本。ああ、歴史ほど面倒くさいものはない。歴史は年号や出来事を暗記するのがしんどいし。
「おい、海斗。何1人で歩いてんだよっ。」
そんなことを呟いてたら同じクラスの涼介に話しかけられた。
「いや、別に。歴史の事について考えてたんだよ。」
「へー。勉強嫌いのお前が?珍しいな...。俺はまたてっきりアイツのことを考えているのかと思ったぜ。」
「やめろよ涼介。その話はするなって言っただろ?」
涼介が言った『アイツ』とは、これまた同じクラスの女子、春花のことだ。俺が前に告白した女子。(まあ、フラれたけどな) その現場を偶然通りかかった涼介に見られた。それから涼介は「『アイツ』とは上手くいってるか?」なんて声をかけてきたりする。正直言ってそういうところがウザい。
「そういえば涼介、お前歴史の勉強したのか?」
「え?いや、1秒もやってない」
だよなー!涼介とは気が合うわ。『こういうとこ』だけだけれど。
「なあ、涼介。今何時だ?」
「気にすんなって。せっかくの楽しい話が台無しじゃないか」
涼介はいつもこうやって時間の話題を潰すのが得意だ。
「歴史、面倒だよな〜」
「ああ。海斗、今日やる場所どこだっけ」
昨日、小林先生が話したばっかなのに、もう忘れてる。話聞いてなかったのか?
「お前もう忘れたのかよ。」
「いや、そんとき俺寝てたから...」
やっぱり。涼介のする事と言えば、『一に噂バラし』『二にゲーム』『三に寝る』だから。
「また寝てたのか。お前寝すぎじゃねえの?」
「気にすんなって。ってか、歴史どこだって聞いてんだろ?早く教えろよ」
それが人にモノを頼む態度か涼介!(笑)
「『第9章:戦後の日本』ってとこだよ」
「ああ、そっか。ありがとな!...それより、佑香の好きな人教えてやろうか?」
まただ。いつもこんな話ばかり。もう聞き飽きたよ。
「え?いや、いいよ。ゲームの話の方が面白いし。ほら、あの新発売の『アイスオブアドベンチャー』なんてめっちゃ面白いじゃん」
「お、海斗それやってんのか!俺も持ってるぞ。あのメインコース4ステージ目の敵、くそ強くね?」
...とまあ、こんな感じで時間を忘れて俺たちの話はもっと続いていく。あとで遅刻して怒られるということを知りもせずに。
「あ、そういえば海斗、今何時!?」
「え?急に聞かれたてしらねーよ!ってか遅刻するぞ!!」
「やべえ!担任に怒られる!」
「走れ!走れ!走ったら間に合う!」
第1話終わり。第2話へ続く。
「おい、海斗。何1人で歩いてんだよっ。」
そんなことを呟いてたら同じクラスの涼介に話しかけられた。
「いや、別に。歴史の事について考えてたんだよ。」
「へー。勉強嫌いのお前が?珍しいな...。俺はまたてっきりアイツのことを考えているのかと思ったぜ。」
「やめろよ涼介。その話はするなって言っただろ?」
涼介が言った『アイツ』とは、これまた同じクラスの女子、春花のことだ。俺が前に告白した女子。(まあ、フラれたけどな) その現場を偶然通りかかった涼介に見られた。それから涼介は「『アイツ』とは上手くいってるか?」なんて声をかけてきたりする。正直言ってそういうところがウザい。
「そういえば涼介、お前歴史の勉強したのか?」
「え?いや、1秒もやってない」
だよなー!涼介とは気が合うわ。『こういうとこ』だけだけれど。
「なあ、涼介。今何時だ?」
「気にすんなって。せっかくの楽しい話が台無しじゃないか」
涼介はいつもこうやって時間の話題を潰すのが得意だ。
「歴史、面倒だよな〜」
「ああ。海斗、今日やる場所どこだっけ」
昨日、小林先生が話したばっかなのに、もう忘れてる。話聞いてなかったのか?
「お前もう忘れたのかよ。」
「いや、そんとき俺寝てたから...」
やっぱり。涼介のする事と言えば、『一に噂バラし』『二にゲーム』『三に寝る』だから。
「また寝てたのか。お前寝すぎじゃねえの?」
「気にすんなって。ってか、歴史どこだって聞いてんだろ?早く教えろよ」
それが人にモノを頼む態度か涼介!(笑)
「『第9章:戦後の日本』ってとこだよ」
「ああ、そっか。ありがとな!...それより、佑香の好きな人教えてやろうか?」
まただ。いつもこんな話ばかり。もう聞き飽きたよ。
「え?いや、いいよ。ゲームの話の方が面白いし。ほら、あの新発売の『アイスオブアドベンチャー』なんてめっちゃ面白いじゃん」
「お、海斗それやってんのか!俺も持ってるぞ。あのメインコース4ステージ目の敵、くそ強くね?」
...とまあ、こんな感じで時間を忘れて俺たちの話はもっと続いていく。あとで遅刻して怒られるということを知りもせずに。
「あ、そういえば海斗、今何時!?」
「え?急に聞かれたてしらねーよ!ってか遅刻するぞ!!」
「やべえ!担任に怒られる!」
「走れ!走れ!走ったら間に合う!」
第1話終わり。第2話へ続く。
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