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プラネタリウムと君の嘘


(その日は高校の卒業式の前夜だったの。A子が、ひとりで教室に忘れ物を取りに行ったのよ。そしたら、小さな女の子が自分が書いた絵をじっと見つめているの。A子は、学校でも有名な絵が上手な子だったから、、、)
(千尋!ちょっといい?)
(ちょっと加藤くん!今怖い話してるとこなんだけど!)
(うるっさいなぁ。少しだけだよ。な、いいだろ)
(ごめん由佳ちゃん。ちょっと行ってくるね)
(、、、うん)

(ねえ、加藤くんて、七瀬と付き合ってるんでしょ。なんか千尋ベタベタしすぎじゃない?)
(由佳、、、いいの私は。二人はもともとなかいいんだし、、、)
(でもさ、こんな美人の彼女いるのに平々凡々な千尋と仲良くするなんて~。ま~性格は、いいけどさー)
(そんなことないよ。千尋普通に可愛いし、、、私なんかが加藤くんと付き合えるだけでもいいんだから。)
(う~んそーかなー?)





(千尋!七瀬にヤキモチ妬かせたいんだ!協力してくれないか!?)
(は?なんで)
(七瀬美人じゃん?綺麗な長い髪にちっちゃい顔、目とかぱっちりしてるし、それに謙虚だし!)
(七瀬ちゃんの自慢話しにきたの?)
(あ、いや、そうじゃなくて最近、七瀬と話せてないから妬かせたいなぁと思って)
(、、、やだよ、、、そんなの、、、)
(なぁ千尋頼むよ。お願い!一生のお願いだからさ?)
(、、、考えさせて、、、)
やだよ、、、よりにもよって好きな人の彼女妬かせるなんて見せ付けられてるみたいじゃん。そんなの、、、
宏太、、、必死だ、、、頭まで下げて。そんなに七瀬ちゃんのこと思ってんだな。いいな、、、羨ましいな、、、
(頼むよ千尋!)
(、、、分かった、、、)

それから私と宏太が、七瀬ちゃんを嫉妬させるために動き出した。

<2016/08/26 15:30 桜雨>消しゴム
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