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腐向け書いてみた
- 久しぶり2 -

夏だ。夏祭りだ。女の浴衣姿だーーー!
とか、飲み会でテンション上げてる会社の同僚。
ま、俺も紫夕とデートの予定だけど。
「朱音は行くの?花火大会。」
大学の頃からの友達に聞かれる。
コイツとは就職先が一緒だったので長い付き合いだ。
「まぁ…行くけど?」
「へー。相変わらずお熱いんだ?ラブラブ?」
「ラブラブ!?…ん…まぁそーだけど…。」
ちなみに、コイツは知っている。おれの好みを。
だから、隠す必要はない。
「初めて知ったときは は?マジでいたんだこんなやつ。 とか思ってたけど、今はなんも感じねーわ。」
「そっか。」
「だって、お前可愛いもんなー。
そういう好みじゃないけど、お前の恋人の気持ち分かるし。うんうん。」
「へー。…で、可愛いとか真面目な顔して言わないで?」
「ん?言われるのは恋人だけでいいって?」
「は、はぁ!?」
「はは、その反応。お前、まだツンデレなんだ?」
…のせられた。
すると、向こうで飲んでいたやつが来た。
「お二人は恋人いるんスか?」
結構酔ってやがる……顔が赤い。
しかも、挨拶無しでその話題とか。
絡まれるのやだな……とか思っていたら
「俺はいるよー。」
と、俺の友人が答えた。
ちゃんと答えるなんて心が広いなー、と思った。
「朱音さんは?」
うわ。どーしよ…。
“お二人は”のところで
俺にもくるのは分かっていたけど。
なんて、返そう。
「あー、コイツいるよ。」
…は??
自分ではない口からの返事。
どの口かわかり、勝手に答えた友人を睨む。
「ちょー、美人な彼女がいんの。」
ん?
「そーなんスか!?可愛い顔してやることちゃんとやってるんですね!」
「そーなんだよ。コイツ計算高いからさー。」
「うわっ。人は見た目によらずだ!」
「はは。その通り。」
そう言って、向こうのテーブルへと帰っていった。
「助けてやったんだけど?」
「はい。睨んですいませんでした。」
「分かればよし。」
何だかんだで、良き理解者だ。
そして、その友人が彼女の話を始めたので静かに聞いていると
「二次会いこーぜ!」と、声がかかった。
友人の話が止まる。
「朱音、行く?」
「行かない。」
「じゃ、俺もパスしよー。ちょっと、幹事に言ってくる。」
「あ、俺のもよろしく。」
「ん?もちろん。」
そして、そのまま帰宅した。
玄関に入って気付く。
大きな靴が一つ。
「え、紫夕いるの?」
すると、足音が聞こえてきた。
「おかえりー。あ、おじゃましてます。」
「へー。合鍵さっそく使ったんだ?」
前回泊まりに来たとき、帰り際に渡したんだ。
気軽に寄ってくれればいいなって。
「うん。明日公休だし。それに、花火大会だしね。
というか、玄関で話してないで
早くリビング行こ?」
「そーだね。」
靴を脱ぎ手洗いうがいをし、リビングへ向かう。
リビングのドアを開けた。
俺がカバンを置いている間に、
リビングのカーペットの上に座ったであろう
紫夕はあぐらをかき、両手を広げながら言った。
「おいで、朱音君。」
「紫夕、俺のこと子供扱いしてない?ねぇ。」
「おいで。」
否定しろよ……。
「はいはい。座りますよー。」
よいしょと、紫夕の上へ座る。
すると、俺の胴へ腕がまわってきた。
「今日、朱音遅かったね。何してたの?」
「ん?会社の飲み会。」
それを聞いてか、更に強くギュッとされる。
「メンバーは?」
「えっと…たくさん。」
「ふ~ん。いつもと、違う匂いがする。香水?」
あー。俺の友人の匂いかも。
「俺はつけてないけど、一緒にいた人の匂いかも。」
「男友達?」
「え、うん。」
「そっか。ま、いい。風呂いっておいで。」
「タバコ臭いよな。そーする。」
洗面所へ行ってニヤける。
あれは、絶対妬いてる。
いつもクールな紫夕が。
隠してるつもりなのかな。
嬉しかったので、なるべく早く風呂を出た。
タオルで髪をわしゃわしゃしながらリビングへ行く。
「紫夕もシャワー浴びれ…」
顔をあげて思わず微笑んだ。
紫夕はスーッスーッと寝息をたてている。
そっと、近づき座る。
「大丈夫だよ。俺は紫夕だけだから。」
そういって、髪をすいた。
本当に紫夕しか見てないよ、と思いを込める。
サラサラな髪が指の間をすり抜けた。
「おやすみ。また明日。」
そう言って軽くキスをした。
いつも、頑張っているから疲れているんだろう。
可愛いなぁと思って、
いつも自分が使っているタオルケットをかけてあげた。
そして、紫夕の横へ座る。
ただただ寝顔を眺めるだけで幸せになれる。
いつも会社で感じるストレスも吹っ飛ぶ。
紫夕と出逢えてよかった。

悩んだあげくシリーズ化しました!
もし、こういうシーンを書いてほしい!
とかリクエストあったら言ってほしいです!
[紫夕×朱音]意外の人物でも全然大丈夫ですので、よろしくお願い致します!

読んでくれてありがとうございました!
<2016/08/16 12:36 桃たぬき>消しゴム
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