おためし小説投稿

登録一切不要で小説投稿!
文字サイズ変更 
腐向け書いてみた
- 久しぶり3 -

出逢いは電車の中だった。
一年以上経ったけど鮮明に覚えている。
満員電車の中、揺れに耐えていたら
いきなり誰かが俺に思いきり寄りかかってきたんだ。
本当に重くて。
「何ですか!?」って、叫びそうになった。
でも、叫べなかったんだよ。
だって、吐息が耳にすごいかかって
鳥肌たっちゃったんだもん。
新手の痴漢かと思って、そっと、
肩にのっかっている顔を見たんだ。
それが、とても美形で。
性別とか関係無しに一目惚れ。
そのあと、必死で起こして。
起きた彼は、慌ててた。
そしたら、「お詫びにお食事でも」って。
運命ってこれか!?って思った。
食事に行くと、本当に申し訳ないと思ったのか、すごい楽しませようとしてくれた。
すごい思いやりのある人だなっていうのが第一印象。
そのあと、アドレス交換をしてわかれた。
そして、帰りの電車の中。
すぐにメールがきた。
『今日はすいませんでした。
重かったですよね…?
でも、食事のことで許してください…。
食事とっても楽しかったです。
また、いきましょう!! 紫夕』
『もちろん、許しますよ!
美味しかったし、楽しかったです。
こちらこそ、また、お願いします。 朱音』
すぐに返した。
がっつきすぎた?と、心配になるくらい。
それで、次の食事。
話しやすいやすいようにか個室だった。
そして、“こと”は突然起きた。
帰ろうと部屋のドアを開けようとしたとき。
手を引かれ、え?と思う暇もなく
ドアに背中を押し付けられていた。
逃げられないようにか手を押さえられ、そして、
顔の横へ手が置かれる。
ハッとしたときには、もう唇が重なっていた。
しばらくして解放されると、彼はいったんだ。
「俺のこと、好きなんですよね?」って。
ドキッとしたね。
何でも分かってますよって、顔。
「…何の…こと?」
って、とぼけてみせたけど勝てなくて。
結局白状して「す、きです……。」って、言った。
そしたら、「俺も。」って。

後で知ったんだけど、彼も一目惚れだったらしい。
可愛い系の顔の俺がタイプだったんだとか。
食事に誘ったときにはもう、狙っていたんだって。
その流れで付き合って、今。
相変わらず、ずーーっと愛し愛され続けている。
ケンカは、お互い本音をズババッと
言ってすぐ終わる。

とりあえず、今の生活が幸せなんです。

付き合った経緯を。
運命ですね。

読んでくださりありがとうございました。
<2016/08/16 14:31 桃たぬき>消しゴム
Copyright(C) おためし小説投稿 Since2013 All Rights Reserved.