紫夕が合鍵でドアを開ける。
玄関に入ったところで
「何?」と紫夕を見上げた。
足の長い紫夕に合わせて歩いていたので
ほとんど小走り状態だった。
おかげで息が切れている。
すると、いきなりハグされた。
「紫夕…?」
肩に紫夕のあごがのる。
「ごめん、なんか急に朱音が
愛しくてしょうがなくなった。」
胴体に回った腕が更にキツくギュッとしてくる。
「しゆぅ…!?」
口を塞がれる。
息が整っていない中のキスだったので、窒息するかと思った。
一旦、無理矢理にキスを止める。
紫夕と自分との間に手を入れ、
口が塞がれないようにした。
嫌そうな顔の紫夕。
例えて言うなら…
お預けをくらった空腹の犬…か。
「朱音?…手。どけろ。」
はっ……と、現実に戻される。
これは…本気モードだ。
Sっ気が入った。
「や…だっ…はぁっ…」
「何で?」
「せめて…部屋に行こ?」
「あぁ。」
移動する間に息を整える作戦だ。
これで、もう窒息はしないだろう。
「はい。部屋。これでいい?」
「何で急に…花火見ないの?」
すると、紫夕はカーテンを全開にした。
「これで、見える。」
あぁ。もう、とめられないな。
紫夕とバッチリ目があう。
別に嫌なわけじゃないんだ。
「もういいだろ?」
これ以上好きになったら、次の公休まで待てなくなる。
紫夕に迷惑かけたくないんだよ。
「朱音。」
優しくハグされて再びキスされる。
「朱音、可愛い。」
その言葉が開始の合図だった。
せっかく整えた息も乱される。
長くて長くて苦しいくらい。
「朱音。」
一回解放される。
その間に息を吸った。
「声。」
「はぁ…はぁ…声が何…だよ。」
紫夕がニヤッと笑う。
「どこまで我慢するつもり?
いーよ。我慢比べでもしようか?」
「はぁ!?」
「んーー?」
挑発するような言い方。
すると、浴衣の帯がほどかれた。
そして、はだける。
「朱音、熱あるみたいに熱いけど大丈夫?」
誰のせいだと思ってる!!
って、思ったけど言えるはずもなく
ただただ荒くなった呼吸を繰り返す。
ゆっくり触ってくる紫夕の手がもどかしかった。
「ん?立ってられる?座ろうか?」
きっと、このあと立てなくなる。
そんないつものことくらい
分かっていたけど、癖で意地をはってしまった。
そんな中でも花火は開かれている。
「花火…気になる?」
視線を窓に向けたからか、聞かれた。
「だって、今日花火大会だよ!?…っ!?」
急に口が塞がれる。
そして、ぷはっと口を離される。
「不意打ちのキスに声あげないなんて。成長した?」
「はぁ…?」
「あーー。もう。俺の負けでいいから!」
え?紫夕…?
「ちゃんとキス。…させて?」
耳元で囁かれる。
あー、本当に俺って耳弱い…。
一気に力が抜ける。
甘い。紫夕の話し方と声が甘い。
ダメなんて言えるわけないじゃないか…。
「……いいよ。」
「ありがと。」
そのあと
花火の音をBGMに意識を失った。
「朱音おはよ。今日もミルク?」
「なっ。コ、コーヒ!!」
「無理しなくていいよ?
子供っぽいところも含めて好きだから。」
「紫夕の……バ」
「バカだって?」
「違っ…バ…バナナ!!」
「はぁ!?バナナ!?」
「…バーカ…」
「……お前も、な。」
玄関に入ったところで
「何?」と紫夕を見上げた。
足の長い紫夕に合わせて歩いていたので
ほとんど小走り状態だった。
おかげで息が切れている。
すると、いきなりハグされた。
「紫夕…?」
肩に紫夕のあごがのる。
「ごめん、なんか急に朱音が
愛しくてしょうがなくなった。」
胴体に回った腕が更にキツくギュッとしてくる。
「しゆぅ…!?」
口を塞がれる。
息が整っていない中のキスだったので、窒息するかと思った。
一旦、無理矢理にキスを止める。
紫夕と自分との間に手を入れ、
口が塞がれないようにした。
嫌そうな顔の紫夕。
例えて言うなら…
お預けをくらった空腹の犬…か。
「朱音?…手。どけろ。」
はっ……と、現実に戻される。
これは…本気モードだ。
Sっ気が入った。
「や…だっ…はぁっ…」
「何で?」
「せめて…部屋に行こ?」
「あぁ。」
移動する間に息を整える作戦だ。
これで、もう窒息はしないだろう。
「はい。部屋。これでいい?」
「何で急に…花火見ないの?」
すると、紫夕はカーテンを全開にした。
「これで、見える。」
あぁ。もう、とめられないな。
紫夕とバッチリ目があう。
別に嫌なわけじゃないんだ。
「もういいだろ?」
これ以上好きになったら、次の公休まで待てなくなる。
紫夕に迷惑かけたくないんだよ。
「朱音。」
優しくハグされて再びキスされる。
「朱音、可愛い。」
その言葉が開始の合図だった。
せっかく整えた息も乱される。
長くて長くて苦しいくらい。
「朱音。」
一回解放される。
その間に息を吸った。
「声。」
「はぁ…はぁ…声が何…だよ。」
紫夕がニヤッと笑う。
「どこまで我慢するつもり?
いーよ。我慢比べでもしようか?」
「はぁ!?」
「んーー?」
挑発するような言い方。
すると、浴衣の帯がほどかれた。
そして、はだける。
「朱音、熱あるみたいに熱いけど大丈夫?」
誰のせいだと思ってる!!
って、思ったけど言えるはずもなく
ただただ荒くなった呼吸を繰り返す。
ゆっくり触ってくる紫夕の手がもどかしかった。
「ん?立ってられる?座ろうか?」
きっと、このあと立てなくなる。
そんないつものことくらい
分かっていたけど、癖で意地をはってしまった。
そんな中でも花火は開かれている。
「花火…気になる?」
視線を窓に向けたからか、聞かれた。
「だって、今日花火大会だよ!?…っ!?」
急に口が塞がれる。
そして、ぷはっと口を離される。
「不意打ちのキスに声あげないなんて。成長した?」
「はぁ…?」
「あーー。もう。俺の負けでいいから!」
え?紫夕…?
「ちゃんとキス。…させて?」
耳元で囁かれる。
あー、本当に俺って耳弱い…。
一気に力が抜ける。
甘い。紫夕の話し方と声が甘い。
ダメなんて言えるわけないじゃないか…。
「……いいよ。」
「ありがと。」
そのあと
花火の音をBGMに意識を失った。
「朱音おはよ。今日もミルク?」
「なっ。コ、コーヒ!!」
「無理しなくていいよ?
子供っぽいところも含めて好きだから。」
「紫夕の……バ」
「バカだって?」
「違っ…バ…バナナ!!」
「はぁ!?バナナ!?」
「…バーカ…」
「……お前も、な。」
