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君の淡い涙を
- 第六章 -

『やめろおぉぉぉ!』

遠くから怒鳴り声が聞こえたような気がした。

頭がズキズキしている。
しばらくのあいだ何も、分からなかった。

ゆらゆら揺れている。

顎がサラサラしている、イや、サラサラしたものに触れていた。

「?」

だんだん光が戻ってきた。

「ッ、、、、、こ、、ここは?」

「あら、だいじょーぶ?」
クスクス笑い声が混じって聞こえる。

「ここは?」

「御主人様のお背中の上ですわ」

はじめて聞く声だ。

ン?待てよ??

御主人様のお背中の上‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥!!!!!!!?????????????

「うわあ!」
思わず左足でその、御主人様とか言うやつの腰を蹴ってしまう。

「う“グッ!?」

御主人様はバタリ、と前に押し倒された。

その上にオレが落ちる。

『大丈夫でございますか!?』
先程クスクス笑っていた二人の女が、同時に声をあげる。

いち早く駆けつけたのがもう一人の女。青の髪の所々に、水色の髪が混ざっている美しいヤツ。
胸は案外小さい。
「立てますでしょうか?なんならこのピュツァルがおぶり、屋敷にお運びいたしましょうか?」

ピュツァルというのか……言いずら。

しかし一人でのそりと立ち上がる御主人様。腰は痛いだろうに、我慢しているみたいだ。

ピュツァルは後ろに突っ立っている女(女の子)に怒鳴った。
「わたくし達はさきにいってます!あとからそこのおとこをつれて来なさい!」

「はあーい」
黄色のおかっぱの女の子が呑気に答える。

続けて紫のロングヘアーの女の子がお上品に答えた。
「畏まりましたわ」



なるべく丁寧に問いかけてみる。
「いやあ‥‥自己紹介してくれるかな?」

「良いよ!クルミっていうの!ヨロシクね」

黄色のおかっぱの女の子はクルミと言うのか。

しかしお上品な女の子の方は中々ウザい。
「そちらから名乗ってくださるのが礼儀ではありませんか?」

「お客さんに先に名乗らせるとはねえ?」

「あなた様はお客ではありませぬ」

「ンじゃあ何だよ?」

「迷子」

「はああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!???」

「二人ともう、落ち着いて」

慌ててクルミが押し入ってくる。

「この子はアリエス。さ、よろしく言お!」

「……ヨロシク」
アリエスは不機嫌そうに答える。

オレはにっこりと笑う。
「クルミ、アリエス、宜しくな。オレはジュペタって言うもんだ。」

「ヨロシクう、ジュペタン」

アリエスと違ってクルミは可愛いし、関わりやすそう

「とりあえず」

アリエスは一歩前に進む。

「主人が待ってるわ。早くいきましょ」


だんだんペースが落ちてきていますね
がんばります
<2016/08/27 12:42 栗原小雪>消しゴム
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