おためし小説投稿

登録一切不要で小説投稿!
文字サイズ変更 
君の淡い涙を
- 第七章 -

「なあ?その、お前らの主人ってどんなひと?」

「ンー?やさしくって、たくましい!」

「頭の回転がお早いかた」

ムズムズする。俺がききたいことはその主人の性別だ。
「髪の色は?」

「なんでそんなことしりたいのでありんす?自分で見てみれば分かりますわよ」
さっきより機嫌が良くなっているのか。アリエスはオレに向かって呟いた。

クルミも笑って「そうだね」と言う。

「んじゃあさあ!性別は!せ・い・べ・つ!!!!!!」

「先程と同様、自分の目で確かめてくださいませ」

「そーだそーだ」

チッと、軽く舌打ちをした。

そんなオレを見て、アリエスは軽蔑したように声をあげて笑った。
「ウフフフ。男ってものは、とぅっても使いやすいわ。心も読めるし、欲しいものさえ用意すればなんでもする」

感心したようにクルミはアリエスに言った。
「ならさ、今ジュペタンがほしいものって、何?」

「御主人様の性別、性格等、かしらね?」

うん、まあ性格はどーでもいーとして、性別は気になるな!

「当たってるかしらね?」

「さぁーな」

そんな二人のやり取りを見ていたクルミが、突然言い出した。
「ジュペタンは今、私がほしい?」

「へっ!?///」

「え?いや…だからさあ//」

照れて耳の先まで真っ赤だ。

「私が好きっ?」







しばらーく重い沈黙。







「……ごめんなさいね。この子、変なこと突然言い出すもんだから…………。気にしないで言いと思う」
沈黙を破ったのはアリエス。





しかしなにも言わないクルミ。





すると頭を下げて、右手を差し出してきた。
「私のことが好きなら……この手、握ってください」







もしかして?本当に?オレのことが?








ならなんか言わなきゃな……







「まださ、あったばっかだし、マジで言ってるんだったらさ、オレこの事考えるからさっ、なっ?」
さりげなく頭をあげるよう促す。

あがった頭から、キラキラした2つの瞳が現れた。
「ほんとっ!?」

「うんまあ、一応_____」

後ろからアリエスに腕を摘まれた。

「ぐっ、………もっもちろんさっ!」


色々急展開なオレ。

モテる男はツラ___((殴

<2016/09/03 19:33 栗原小雪>消しゴム
Copyright(C) おためし小説投稿 Since2013 All Rights Reserved.