
私の学校は、3月14日が卒業式。
私は、帰る前に思い出の教室の窓から外を眺めていた。
「もう、卒業かぁ、皆やこの教室ともお別れかぁ~長かった様な短かった様な日々だったねぇ、帰ろっか!」と言って振り向いた瞬間に身体が宙に浮かぶ感じがした。
次の瞬間、グシャッっと生々しい音がした。
主婦A「××さんの娘さんが昨日、飛び降りて自殺したそうよ」
主婦B「あそこの娘さん明るくて元気そうでそんな風に見えなかったのにねぇ」
主婦A「人は見かけによらないわねぇ~」
主婦C「でも、まだ、植物状態なんでしょ?少し可哀想よねぇ」
主婦A・B「そうよねぇ」
そんな話をしている時、Cさんの家の扉が開いた。
娘C「こんにちは、お母さん私、行ってくるね」
主婦C「いってらっしゃい」
娘Cは、何処かへ行った。
主婦A「あら、Cちゃんどこか遊びにでも行くの?」
主婦C「××ちゃんのお見舞いよ。一緒に帰る約束をしてたらしいのに自殺しちゃって」
主婦B「それは、Cちゃんも気の毒ね、友達がこんな事になるなんて」
─病院─
ガラッ(扉の開く音)
ピッ...ピッ...ピッ...ピーーーー(機械音)
「これで本当のさようならだよ、××ちゃん」
【解説】
最初の部分では、××ちゃんは、誰かに話しかけている=誰かと一緒に居る。
振り向いた瞬間に身体が宙に浮かぶというのは、誰かに押された。ということは、自殺ではない。
主婦の会話は、次の日(主婦は、情報収集が早いですな...)××ちゃんは、自殺する様な子では、なかった。
植物状態と言う事は、未遂に終わってしまった。Cちゃんは、病院にお見舞いに行く=止めを刺しに行く。
病院のシーンは、××ちゃんが止めを刺される場面ですね、機械音は、心電図モニターの音です、最後のピーーーーという音は、心拍数が無くなった音です。
つまり、××ちゃんは、死んでしまった。
その後、Cちゃんが警察に捕まらずに暮らしているのかは、想像に任せます。
