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もし明日、少女が1人消えてしまうとしたら。
- ヒカリの場合① -

家から徒歩15分。チャリで行くと5分で着く。

家から学校が近いため、どんなに朝寝坊しても遅刻にはならない。

私達の所属している吹奏楽部は、強制の朝練はないが、自由に自主練習をしていいことになっている。

だからたまに朝練に行った時、私より家が遠い人達がもう既に沢山来ていたりして、よく起きれるよなぁって思う。

「おはよう、カエデ。」
『あ、うん。おはよう。』

同じ低音パートで接する機会が多いからか、カエデとは吹部の中で1番仲がいいと言える。
こんなにもキツくて、思ったことが声に出てしまうダメ人間とも仲良くしてくれるなんて、カエデはとてもいい子だ。しかも何気可愛い。

楽器庫に行って、チューバを取り出す。

…私はハッキリ言って、この楽器があまり好きではない。
同じくチューバのマーさんはチューバ大好きって言っているが、
デカくて、主旋があまり無くて、息が苦しくて、吹いている時の真っ赤になった変な顔の自分がチューバに写るのも、全部嫌い。
本当はペットかサックスをやりたかったのに…。

<2016/08/18 08:35 カヤ>消しゴム
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