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もし明日、少女が1人消えてしまうとしたら。
- ユウハの場合① -

高校に入学したばかりの時に受けた復習確認テスト。
300人ちょっといるこの学校で、テストの順位が250位より下だった。
ここは進学校。頭がいい子達ばかりが集まるこの学校では、中学の時少し頭が良かったからって上には登れない。

『…ヤバイ。』

…こういう時って、同じ仲間、それか自分より下の人を見ると安心するよね。

「カエデちゃん。テストどうだった?」
『えー…、死んだ。本当に死んだ。半分の更に半分だった。』
「えっ。嘘。私もかなり悪かったよ。」
見せ合いっこしよー、と言いお互いの成績表を見せ合う。

「えー!頭いいじゃん。」
『いや、大して変わらないじゃん…。』

実際、私達の差は7位だった。

『まあ、うちらは部活忙しいしね!!』
「そうだよね、これからだしね。」

そんな話をしながらも、取り敢えずカエデを抜かさないとって、心の中で思っていた。

このままだと本当にヤバイし、とりあえず身近な人を目標に頑張ろう。

<2016/08/19 16:30 カヤ>消しゴム
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