~あらすじ~
山奥で迷子になってしまい、クマに襲われたオレ。助けを求めて走りだした先にいたのは………?
「ふぇ?…………すいません、貴方は、どなたでしょうか?私は射命丸 文(しゃめいまる あや)。……鴉天狗という妖怪、です。」
射命丸文さん。変わった名前だな。っと、そんなこと思ってる暇はない!今はクマに襲われてるんだった!でも、だからと言って、こんな可愛い子に助けを求めるのもどうかと思うけど………命には変えられない!ここは男らしく、ハッキリと言おう!
「………えっと、すいません、今、大きなクマに襲われているんです…。」
うあああぁぁああ!!!ダメだーーー!こんなショボイ声、全然だめだ…………。
「………うーん、では、助けたら名前、教えてください。」
え?助けたらって、できるのぉ!?
「えっ!でも、貴女も危ないですよ!」
どこからどう見ても、完壁に10代前半の少女だ。こんな子がクマに勝てる訳がない。
「ふふっ、大丈夫ですよ。こんなクマくらい、すぐに倒せますから。心配してくれてありがとうございます。」
………なんか、逆に感謝されてしまった。普通は心配するだろ………とか思ってたら、クマが茂みから出てきた。そしてまばたきをすると、クマは倒れていた。腕や脚に傷がついており、気絶している。
「よし、倒せましたね。さぁ、貴方の名前、教えてください。」
「いいですよ。僕の名前は須洞 碧(すどう あお)。射命丸……少し変わった名前ですね。(自分で言っててなんだけど、オレに「僕」って、似合わなさすぎる!………あれ?何かが右端で動いてる………たしか、あそこにあったのは…………!こっちにくるっ!)……危ないっ!」
オレは彼女……射命丸 文を突き飛ばした。次の瞬間、クマに脚を爪で引っかかれた。咄嗟の事で、彼女はポカンとしており、少したってから、痛みが能を刺激する。しかし、耐えられないほどの痛みではなく、浅い傷の様で、血もあまり出ていない。……とは言っても痛いが、彼女は怪我をしなかったのだ。つまり、結果オーライだ!まあ、まだクマはいるが………
「須洞さん!」
彼女は、オレを見つけると、安心したかのようにため息をつく。やっぱり可愛い。と思ってると、いつの間にかクマがこま切れに………
「須洞さん、大丈夫ですか!?血が…………」
「……っ、これくらい大丈夫ですよ。」
「良かったぁ……でも、このままだと、歩けませんね。うーん、家に行って、応急措置しましょうか。少しつかまっててください。………着きましたよ。」
………え?約1秒で家って着く物なの!?
しかもなんか、イケメンっぽい人(?)が玄関で仁王立ちしてる…………
「文!はぁ、心配したんだからな!………その人は?」
………呼びすて、いいな…………………
「えっと、歩いてたらクマに襲われてたのを見つけて、それで……」
「うーん、人間は本当は入れちゃいけないんだけどなぁ………でも、怪我してるし、どう見ても人里の人間じゃないからな………まあ、まずは怪我を直さないと。」
人里?どこの昔話だよ!?
「そうですね。それじゃあ、桐の家って空き部屋ありましたっけ?」
「うーん、ないなぁ。でも、文の家も空き部屋なかったし。」
「なんで知ってるんですか?」
「ヒミツだ!」
これ絶対、本人に言わないで家の中に入ってるだろ!
「うーん、それじゃあ、どうしましょう………」
「! そうだ!倉庵の道具を全部どかせば、それなりの広さがある!」
「そうですねっ!」
そろそろオレが忘れられてる頃だろう。
「……あの、すいません、貴方の名前は?僕の名前は須洞 碧です。」
「ごめん。俺の名前は紅葉山 桐だ!あと、敬語じゃなくていいからな。呼びすてでもいいぞ。」
「それじゃ、えっと、質問させてもらっていいかな?ここはどこ?」
「ここは、妖怪の山。鬼や天狗、他の妖怪とかがいっぱいいるけど、食べられなくてよかったな!ちなみにここは、幻想郷というところの中にあって、忘れられたものが来る場所だ。外に帰りたかったら、怪我が治ってから言ってくれ。」
「分かった。それじゃ、帰るまでの間、よろしく。文、桐。」
{ おまけ }
ちなみにオレの部屋……倉庫は、文の家の一番西側にあった。文はだいたい桐の家にいるため、この家には寝るときしか帰ってこない為、好きなように家を使ってよい、とのことだった。まぁ、歩けないけどね!
山奥で迷子になってしまい、クマに襲われたオレ。助けを求めて走りだした先にいたのは………?
「ふぇ?…………すいません、貴方は、どなたでしょうか?私は射命丸 文(しゃめいまる あや)。……鴉天狗という妖怪、です。」
射命丸文さん。変わった名前だな。っと、そんなこと思ってる暇はない!今はクマに襲われてるんだった!でも、だからと言って、こんな可愛い子に助けを求めるのもどうかと思うけど………命には変えられない!ここは男らしく、ハッキリと言おう!
「………えっと、すいません、今、大きなクマに襲われているんです…。」
うあああぁぁああ!!!ダメだーーー!こんなショボイ声、全然だめだ…………。
「………うーん、では、助けたら名前、教えてください。」
え?助けたらって、できるのぉ!?
「えっ!でも、貴女も危ないですよ!」
どこからどう見ても、完壁に10代前半の少女だ。こんな子がクマに勝てる訳がない。
「ふふっ、大丈夫ですよ。こんなクマくらい、すぐに倒せますから。心配してくれてありがとうございます。」
………なんか、逆に感謝されてしまった。普通は心配するだろ………とか思ってたら、クマが茂みから出てきた。そしてまばたきをすると、クマは倒れていた。腕や脚に傷がついており、気絶している。
「よし、倒せましたね。さぁ、貴方の名前、教えてください。」
「いいですよ。僕の名前は須洞 碧(すどう あお)。射命丸……少し変わった名前ですね。(自分で言っててなんだけど、オレに「僕」って、似合わなさすぎる!………あれ?何かが右端で動いてる………たしか、あそこにあったのは…………!こっちにくるっ!)……危ないっ!」
オレは彼女……射命丸 文を突き飛ばした。次の瞬間、クマに脚を爪で引っかかれた。咄嗟の事で、彼女はポカンとしており、少したってから、痛みが能を刺激する。しかし、耐えられないほどの痛みではなく、浅い傷の様で、血もあまり出ていない。……とは言っても痛いが、彼女は怪我をしなかったのだ。つまり、結果オーライだ!まあ、まだクマはいるが………
「須洞さん!」
彼女は、オレを見つけると、安心したかのようにため息をつく。やっぱり可愛い。と思ってると、いつの間にかクマがこま切れに………
「須洞さん、大丈夫ですか!?血が…………」
「……っ、これくらい大丈夫ですよ。」
「良かったぁ……でも、このままだと、歩けませんね。うーん、家に行って、応急措置しましょうか。少しつかまっててください。………着きましたよ。」
………え?約1秒で家って着く物なの!?
しかもなんか、イケメンっぽい人(?)が玄関で仁王立ちしてる…………
「文!はぁ、心配したんだからな!………その人は?」
………呼びすて、いいな…………………
「えっと、歩いてたらクマに襲われてたのを見つけて、それで……」
「うーん、人間は本当は入れちゃいけないんだけどなぁ………でも、怪我してるし、どう見ても人里の人間じゃないからな………まあ、まずは怪我を直さないと。」
人里?どこの昔話だよ!?
「そうですね。それじゃあ、桐の家って空き部屋ありましたっけ?」
「うーん、ないなぁ。でも、文の家も空き部屋なかったし。」
「なんで知ってるんですか?」
「ヒミツだ!」
これ絶対、本人に言わないで家の中に入ってるだろ!
「うーん、それじゃあ、どうしましょう………」
「! そうだ!倉庵の道具を全部どかせば、それなりの広さがある!」
「そうですねっ!」
そろそろオレが忘れられてる頃だろう。
「……あの、すいません、貴方の名前は?僕の名前は須洞 碧です。」
「ごめん。俺の名前は紅葉山 桐だ!あと、敬語じゃなくていいからな。呼びすてでもいいぞ。」
「それじゃ、えっと、質問させてもらっていいかな?ここはどこ?」
「ここは、妖怪の山。鬼や天狗、他の妖怪とかがいっぱいいるけど、食べられなくてよかったな!ちなみにここは、幻想郷というところの中にあって、忘れられたものが来る場所だ。外に帰りたかったら、怪我が治ってから言ってくれ。」
「分かった。それじゃ、帰るまでの間、よろしく。文、桐。」
{ おまけ }
ちなみにオレの部屋……倉庫は、文の家の一番西側にあった。文はだいたい桐の家にいるため、この家には寝るときしか帰ってこない為、好きなように家を使ってよい、とのことだった。まぁ、歩けないけどね!
