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血島
- 男達の名 -

「う、うぅぅ・・・」
少しずつ目を開けると、少しずつ視界が広くなっていく。
少し苦しい。
たくさんの音が聞こえる。
カラカラという生活音。
何か、話している声。
男はさっきから、寝ているベッドから起き上がろうとした時、右の方から声がした。
「やっと、目を覚ましたか?」
声のした方を見ると、見覚えのある顔がそこにあった。
「お、お前、俺を襲ったやつかっ!」
「ち、違う、俺はお前を救ってやったんだ。」
男は慌てて、否定する。
「救った?」
「まぁ、詳しいことは後で話そう。
 まずは自己紹介をしなきゃな。
 俺の名前はシュヴァインだ。
 よろしく。」
それに続けて自分の名前を言おうとする。
しかし、なぜか自分の名前を思い出すことができなかった。
「まぁ、自分の名前を思い出すことができないのなんて、ここでは当然のことだ。」
シュヴァインはそう言うと、男にかけられたリングのほうを指差す。
「your name [No.8653 zero]」
「まさか、このゼロっていうのが俺名前か?」
「あぁ、そうだ。
 それがお前の名前だ。」
ゼロ、結構、不思議な名前だ。
シュヴァインは少し間をおくと、再び喋り始めた。
「お前はこの血島に来たばかりの新人だ。
 この島に住むには、ここのルールを知る必要がある。」
男はそういうと、ゼロのリングの画面にあるアイコンをタップした。
すると、すぐにゼロのリングからウィンドウが開かれた。
そこには、[ルール説明]と書かれた文字と、血島と思われる映像が映し出された。
続けて、また新たな文字が、画面に映し出された。
「ようこそ、血島へ!!!」
その文字は陽気な雰囲気だったが、それを見ているシュヴァインはどこか悲しそうな顔をしていた。

また、かなりの時間が空いてしまいました。
今回は感想でいただいた、アドバイスを役立たせていただきました。
これからも、投稿を頑張るので、よろしくお願いします。
<2016/09/03 14:04 孤独のヲタさん>消しゴム
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