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君と僕の世界
- 君と僕の世界 -

「この世界に君と僕以外にたくさんいたなら僕たちは出会えただろうか」
「どうしたのよいきなり」
「なんとなく思っただけだよ。君がいなかったら僕はどうなったんだろうと思ってね」
きっと彼女がいなかったら僕はどうしようもなかっただろう。
一人で何もせず何も知らずただ生きていただろう。実際彼女に出会うまではそうだった。
彼女は僕にたくさんのものを与えてくれた。
花がきれいだと思った、一緒にいるという楽しみをくれた。
そして人を好きになるという気持ちを教えてくれた。

それでもこことは違う世界があったとしてたくさんの人がいて、僕と関わる人がいる世界にいたなら彼女に出会えただろうか。
誰か違う人と過ごしてしまわないだろうか。
彼女の顔を、声を、匂いを知らずに生きていくのではないだろうか。
今の僕に彼女以外は必要ない。
だがそれ以外の人生も幸せではないだろうか。
そんなものは望まないが。
「何を言ってるのよ会えるに決まっているじゃない」
彼女は言った。
「私とあなたはどこに行ってもつながっている。いつでもどこでも私たちは離れない。
あなたが気づかなくても私が気づく、私が気づかなくたってあなたが気づく。
どこに行ったて私はあなたを離さない、それはあなたもでしょう」
ああそうだ。
君に会いたいそれだけできっと僕は、
「そうだね。僕は君が好きだからきっと見つけられる」
「そうね、私はあなたが好きだからきっと見つけられるわ。
だから次も私を選んでね」
この世界には僕と君の2人しかいないけどそんな世界が好きだ。
彼女がいるこの世界が好きだ。
君が好きだ。
だから次も君を選ぼう。

僕らは死ぬまでずっと一緒で幸せだろう。



<2016/10/09 14:32 宇宇尾園>消しゴム
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