おためし小説投稿

登録一切不要で小説投稿!
文字サイズ変更 
忘れないで


結局今日は何も言えず、病院に顔を出して家に帰った。

家、と言うか、母親の実家に。

冬実と二人で。

「龍、どうした?」

「何でも無いよ。ちょっと部屋に居る」

心配そうに俺を見つめる冬実に、大丈夫だから、と告げて
部屋に行った。



無音というのも寂しく、何となくテレビをつければ
夕方のニュース番組が放送されていた。

そして、そのニュースの内容はあの事。

もう、とっくに解決したはずの、あの事件の事。

『去年の冬に発生した、強盗殺人事件の容疑者の無実が
発覚しました』

もう、あれから一年か。

あれは俺が中学三年の頃、進む高校も決まり、俺も
母さんも、姉貴も。

やっと安心した、そんな時だった……


今回はかなり短いですね。

次の話から何度か出血、流血表現がございますので、
苦手な方はご注意下さい。
<2016/08/21 15:17 秋の空>消しゴム
Copyright(C) おためし小説投稿 Since2013 All Rights Reserved.