「何でこんなホコリ凄いのよ!」
「ちゃんとたまには掃除しといてよ!」
「はい、すみません……」
遂にやってきた、このゴールデンウィーク。
俺はまた、二人と同じ事を考えていて。
この店を、再びやる事にした。
この二人と、四人で。
冬実の名前も、彼女達の口から出てきた。
で、今はその為に掃除をしてるんだけど、何かホコリが
凄いというクレームが殺到中で。
今はただ謝るだけという。
そんなに本気のやつじゃないけど。
俺はとりあえず、ほうきで掃いてた。
あの、『怪しい人』が立ってたところも、母さんが倒れてた所も。
あの日の全てを消すような、そんな感覚で。
その時、どこかから変な物音が。
「何か降ってきた!」
「降ってきたんじゃなくて、降らせたんでしょ?」
「いや!降ってきた!」
認めない。
俺と香はとりあえずその音がした方へ。
「どこから?」
「何かね、上の方から」
じゃなきゃ、降るって言わないかな。
「ここの棚かな。え、これが落ちてきたの?」
「いや、降ってきたの」
認めない。
「お母さんかな」
「そんな訳ないでしょうよ」
そんな事があったら、とか思った時もあったけどさ。
そんなの現実離れしすぎてる。
もうこれ以上現実離れした事が起こったら俺、ついていけない。
ただでさえ父親の最後の日の見送りの言葉が違ったとか、
色々あるのに。
「萌?大丈夫?良いよ、ここは俺がやるから」
「じゃあ、傍に居て」
「良いよ。俺の傍にも、居てくれる?」
「もちろんだよ」
「じゃあ木崎も居てあげる」
「何香、一人が嫌な訳?」
「バカじゃねぇの?」
だから香、萌と話す時怖すぎるから。
「はい、俺ここやるから。萌は、あっち。香は、そっち」
「こっちは誰やるの?」
「こっちは俺やるの」
「で、私はどっち?」
「もう良いよね。続けて頂きたい」
二人は大人しくその場を出て行った。
こんな日が来るなんて、本当に思ってなかった。
今まで言いたかった事も全部言えて。
更に一緒に店を開くなんて。
本当、俺の人生はとことんドラマみたい。
俺は、そんな人生をたっぷり満喫すると決めた。
ただ一つ願うのは、平和に過ごせるように。
それだけだった。
あの事件も無事、真犯人も見つかり、解決を迎えた。
母さんの友達、だったけど。
動機は聞かされてない。
そこが気になるんだけどって言ったけど、教えてはくれなかった。
「ゲホッ!ホコリすんっご!」
本当、それはすみません。
何年ものホコリが溜まってるからね。
「はーい、頑張ってー」
感情の無い、そんな香の声が何度も響いた。
「ちゃんとたまには掃除しといてよ!」
「はい、すみません……」
遂にやってきた、このゴールデンウィーク。
俺はまた、二人と同じ事を考えていて。
この店を、再びやる事にした。
この二人と、四人で。
冬実の名前も、彼女達の口から出てきた。
で、今はその為に掃除をしてるんだけど、何かホコリが
凄いというクレームが殺到中で。
今はただ謝るだけという。
そんなに本気のやつじゃないけど。
俺はとりあえず、ほうきで掃いてた。
あの、『怪しい人』が立ってたところも、母さんが倒れてた所も。
あの日の全てを消すような、そんな感覚で。
その時、どこかから変な物音が。
「何か降ってきた!」
「降ってきたんじゃなくて、降らせたんでしょ?」
「いや!降ってきた!」
認めない。
俺と香はとりあえずその音がした方へ。
「どこから?」
「何かね、上の方から」
じゃなきゃ、降るって言わないかな。
「ここの棚かな。え、これが落ちてきたの?」
「いや、降ってきたの」
認めない。
「お母さんかな」
「そんな訳ないでしょうよ」
そんな事があったら、とか思った時もあったけどさ。
そんなの現実離れしすぎてる。
もうこれ以上現実離れした事が起こったら俺、ついていけない。
ただでさえ父親の最後の日の見送りの言葉が違ったとか、
色々あるのに。
「萌?大丈夫?良いよ、ここは俺がやるから」
「じゃあ、傍に居て」
「良いよ。俺の傍にも、居てくれる?」
「もちろんだよ」
「じゃあ木崎も居てあげる」
「何香、一人が嫌な訳?」
「バカじゃねぇの?」
だから香、萌と話す時怖すぎるから。
「はい、俺ここやるから。萌は、あっち。香は、そっち」
「こっちは誰やるの?」
「こっちは俺やるの」
「で、私はどっち?」
「もう良いよね。続けて頂きたい」
二人は大人しくその場を出て行った。
こんな日が来るなんて、本当に思ってなかった。
今まで言いたかった事も全部言えて。
更に一緒に店を開くなんて。
本当、俺の人生はとことんドラマみたい。
俺は、そんな人生をたっぷり満喫すると決めた。
ただ一つ願うのは、平和に過ごせるように。
それだけだった。
あの事件も無事、真犯人も見つかり、解決を迎えた。
母さんの友達、だったけど。
動機は聞かされてない。
そこが気になるんだけどって言ったけど、教えてはくれなかった。
「ゲホッ!ホコリすんっご!」
本当、それはすみません。
何年ものホコリが溜まってるからね。
「はーい、頑張ってー」
感情の無い、そんな香の声が何度も響いた。
