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方位を治める平和な四人、[実況者]
- 第一話、. -

'つわはすside

かつ、かつ、と一人敷き詰められた本棚を見詰めていると聞こえた足音、
元々こう言う雰囲気が苦手な俺はこんな出来事でも肩を上げてしまう、
徐々に近づいて来る足音、その足取りは迷わず此方に向かって来ている、

「...彼奴らの一味、...?」

こんなこと何回もあった、慣れた様に木槌を両手に持てば木製の扉を正面にして待ち構える、
間髪いれず扉がゆっくり開き、その奥にいたのは、...




「.........、」


「やっほー、遊びに来たよ、」


友人だった、いや、今の一件で少し下がったが
自分の緊張感の行き場を余所に入ってくる

「え、何、.」

「いやー、最近平和だからさ、」

久し振りに遊びに来た、と言う友人、P-Pは手土産にとお菓子を大量に提げている、
まぁ嬉しいのだが、と言う気持ちは相手に伝えると調子に乗るので止めておく、
椅子を二つ机に向け、お茶を出せば笑顔になる、どんな表情線してるんだ

「...でさ、最近どう、?暇、?」

早速一つ目のお菓子に手を掛けたP-Pは大量に疑問を俺に投げ掛ける、
「何時も通り、肝試しに来る青年すら来ないよ、」と薄く笑えば
「だよねー、今度皆で遊ぶ、?」と光を差した目で見てくる、それが目的か、..

「それでね、つわはすさんの家行ってみたいなー、..って、」

軽々と言うP-Pに怒り通り越し呆れを感じる、
けれども断る考え何て無いので了承すれば

「まじで、!?やったー、」

本人が美味しい、と豪語する丸型で柔らかいチョコを一口転がしつつ
P-Pは再び笑みを溢した、

その後は持っていたゲームをしたり、P-Pが自慢気に「肝試しにやって来た青年にお菓子を勧めた、」
と言う下らない会話をしたり、と何時もの日常とは違う、懐かしい出来事に沢山笑った、
笑ったのは久々だな、と思い出したのはまだ帰りたくない、と駄々捏ねるP-Pを
帰した扉に背を向けた時だった、

ふと灯りに照らされた机にある本を見る、先程栞を挟んだ場所は入り込んだ風によってか
開いている場所を通り過ぎている、

「...続きしますか、..」

ぐぐ、と背伸びをしては椅子へ腰掛け、水色の栞が挟まれたページを開く、

空は少し白んで微かに陽が差し込んで、暖色の灯火に入り雑じっていた、

<2016/08/21 21:28 群青。>消しゴム
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