パイレーツは、身分の高い人からの依頼であり、金さえもらえば、何でもする。
というより、余計なことは極力しない。
龍次がパイレーツを裏切って霧夜と脱出したときも、無闇に追いかけてこなかった。いつどんな状況でどこの国、どこの町にいるかもはっきりしない煌龍に無駄な力を使うよりは、権力者の依頼を遂げて金をもうける方がいいとでも思ったのだろう。
それに、パイレーツは、煌龍よりもちゃんと計画を立てて犯行に及ぶ。依頼主の要望にあわせて、いつ何をやって確実に人を殺すかというのも全て計画しているはずだ。
だから、依頼主の要望よりも遥かにはやく、しかもやるきまんまんで来るというのは、正直怪しいくらい珍しかった。
とはいっても、計画重視で巡ってきたチャンスを逃すような真似は決してしない。現に、霧夜は運悪くリーダーに見つかり、その場で捕まえられたことがある。
「何をしたがって言われてもな~」
霧夜はそう呟きながら、頭をかいた。
「俺らは元から恨みかいっぱなしの職だからなぁ。いつどこでどんな風に、誰から恨みを買ったなんて……すまん、覚えてねーわ」
『占いとかしなくても死相が見えてくるわ、あんたら』
サムに言われてしまった。
『だから、あんたら気を付けなさいよ。あとでスクショ添付して送るけど、かなり殺気だっているからね、あの人たち』
「いっつもそうだろーが」
龍次がぼやく。
『まぁそうみたいね。何かあったら連絡しなさいよ。私だって役に立てるから』
「うるせーわ、遠隔操作でもすんのか」
『ごめんだけど…』
サムは、そこでなかなか恐ろしいことを言った。
『ロサンゼルスなう』
部屋に、妙な沈黙が降り立つ。
…そして。
「……はいいいいいいいいぃぃぃぃっ!?」
三人揃って、悲鳴に近い叫び声をあげた。
「ちょっとまて、お前は何か予測機能でもついてんのか!?それ本当にたまたまか!?」
霧夜があわてて叫んだときには、もうすでに電話は切れていた…。
というより、余計なことは極力しない。
龍次がパイレーツを裏切って霧夜と脱出したときも、無闇に追いかけてこなかった。いつどんな状況でどこの国、どこの町にいるかもはっきりしない煌龍に無駄な力を使うよりは、権力者の依頼を遂げて金をもうける方がいいとでも思ったのだろう。
それに、パイレーツは、煌龍よりもちゃんと計画を立てて犯行に及ぶ。依頼主の要望にあわせて、いつ何をやって確実に人を殺すかというのも全て計画しているはずだ。
だから、依頼主の要望よりも遥かにはやく、しかもやるきまんまんで来るというのは、正直怪しいくらい珍しかった。
とはいっても、計画重視で巡ってきたチャンスを逃すような真似は決してしない。現に、霧夜は運悪くリーダーに見つかり、その場で捕まえられたことがある。
「何をしたがって言われてもな~」
霧夜はそう呟きながら、頭をかいた。
「俺らは元から恨みかいっぱなしの職だからなぁ。いつどこでどんな風に、誰から恨みを買ったなんて……すまん、覚えてねーわ」
『占いとかしなくても死相が見えてくるわ、あんたら』
サムに言われてしまった。
『だから、あんたら気を付けなさいよ。あとでスクショ添付して送るけど、かなり殺気だっているからね、あの人たち』
「いっつもそうだろーが」
龍次がぼやく。
『まぁそうみたいね。何かあったら連絡しなさいよ。私だって役に立てるから』
「うるせーわ、遠隔操作でもすんのか」
『ごめんだけど…』
サムは、そこでなかなか恐ろしいことを言った。
『ロサンゼルスなう』
部屋に、妙な沈黙が降り立つ。
…そして。
「……はいいいいいいいいぃぃぃぃっ!?」
三人揃って、悲鳴に近い叫び声をあげた。
「ちょっとまて、お前は何か予測機能でもついてんのか!?それ本当にたまたまか!?」
霧夜があわてて叫んだときには、もうすでに電話は切れていた…。
