暇人と引きこもりの休息ー1
【篠村京士郎・カイリ】
「……なぁ、カイリ」
「ん? 何?」
「…………やっぱり何でもないわ」
「自分から聞いておいてそれはないよ……。気になるじゃん」
「いや、ただの幽霊もどきには難易度の高い質問だと思ったからな。……まともな答えも期待出来ねぇし」
「せめて言ってから判断してよ……」
「するだけ無謀だろ。時間を浪費したくねぇし」
「ほうほう、京士郎がそれ言うんだ? とても説得力のある言葉には聞こえないなぁ」
「……何がだよ」
「寝る時間を消費してまで次の日に寝坊してバイトに遅刻するくらいなら、深夜にいかがわしいエッチなサイトを閲覧するのは控えたほうが良いんじゃないかな〜ってさ」
「⁉︎ な…なんでお前がそれ知ってんだよ‼︎ いつもいないこと確認して……」
「それは壁を抜けてでもどんな様子かっていうのは気になるじゃん。……ご丁寧にヘッドフォンまで付けてさぁ、気付かないはずだよ」
「お前……それいつからやってたんだ?」
「そんなに気にすることないと思うよ? ……流石にトイレまでついて行ってはないから安心してよ」
「当たり前だよ。けどそれ……親が……来たことは?」
「ああ、無いから大丈夫だよ。……これ私が言って良いのかな?」
「そういう問題じゃねえし……。死にたい気分だよ……」
「その場合京士郎は不自然な自殺か孤独死ってことになるけど選ぶならどっち? 遺言書くくらいなら出来るけど」
「どっちも嫌だよ……。社会的な死を経験してるってのに、その上物理的な死なんて受け入れられねえって……」
「大丈夫だよ‼︎ 京士郎が立派な地縛霊になれるように私が全力でサポートするからさ!」
「そんな事してくれなくても俺だったらなれる自信あるよ……。この世にありったけの未練残して死んで、霊体になったらどっかのオタクにでも取り憑いて、そこから先のアニメもゲームも全て記憶して、俺はこの国(アニメ文化)の事をずっと見守っていくんだ……」
「見事なまでに地縛霊の事を誤解してくれて私は悲しいよ」
「ああ、だったら録画ソフトにでも取り憑いて付喪神に成りアニメというアニメを片っ端から録画しBlu-ray Discに落とし続けるのも有りだな……」
「……ああもう! 話戻そうよ! 結局何が聞きたいの?」
「いやもう忘れたし。お前の所為で聞きたいことが有ったかすらも忘れてた」
「何それ……」
「また思い出した時に言うよ」
「京士郎の場合思い出す事が有ったかすらも忘れそうだけどね」
「任せろ」
「ふざけないでよ」
【篠村京士郎・カイリ】
「……なぁ、カイリ」
「ん? 何?」
「…………やっぱり何でもないわ」
「自分から聞いておいてそれはないよ……。気になるじゃん」
「いや、ただの幽霊もどきには難易度の高い質問だと思ったからな。……まともな答えも期待出来ねぇし」
「せめて言ってから判断してよ……」
「するだけ無謀だろ。時間を浪費したくねぇし」
「ほうほう、京士郎がそれ言うんだ? とても説得力のある言葉には聞こえないなぁ」
「……何がだよ」
「寝る時間を消費してまで次の日に寝坊してバイトに遅刻するくらいなら、深夜にいかがわしいエッチなサイトを閲覧するのは控えたほうが良いんじゃないかな〜ってさ」
「⁉︎ な…なんでお前がそれ知ってんだよ‼︎ いつもいないこと確認して……」
「それは壁を抜けてでもどんな様子かっていうのは気になるじゃん。……ご丁寧にヘッドフォンまで付けてさぁ、気付かないはずだよ」
「お前……それいつからやってたんだ?」
「そんなに気にすることないと思うよ? ……流石にトイレまでついて行ってはないから安心してよ」
「当たり前だよ。けどそれ……親が……来たことは?」
「ああ、無いから大丈夫だよ。……これ私が言って良いのかな?」
「そういう問題じゃねえし……。死にたい気分だよ……」
「その場合京士郎は不自然な自殺か孤独死ってことになるけど選ぶならどっち? 遺言書くくらいなら出来るけど」
「どっちも嫌だよ……。社会的な死を経験してるってのに、その上物理的な死なんて受け入れられねえって……」
「大丈夫だよ‼︎ 京士郎が立派な地縛霊になれるように私が全力でサポートするからさ!」
「そんな事してくれなくても俺だったらなれる自信あるよ……。この世にありったけの未練残して死んで、霊体になったらどっかのオタクにでも取り憑いて、そこから先のアニメもゲームも全て記憶して、俺はこの国(アニメ文化)の事をずっと見守っていくんだ……」
「見事なまでに地縛霊の事を誤解してくれて私は悲しいよ」
「ああ、だったら録画ソフトにでも取り憑いて付喪神に成りアニメというアニメを片っ端から録画しBlu-ray Discに落とし続けるのも有りだな……」
「……ああもう! 話戻そうよ! 結局何が聞きたいの?」
「いやもう忘れたし。お前の所為で聞きたいことが有ったかすらも忘れてた」
「何それ……」
「また思い出した時に言うよ」
「京士郎の場合思い出す事が有ったかすらも忘れそうだけどね」
「任せろ」
「ふざけないでよ」
