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カイリの可能世界理論(非凡の物語)
- 間話ー世捨て人の逃避行正当化論 -

いつだったか、俺は自信を失った。
自信を持って挑んだはずが、いつの間にか他人に打ち砕かれていた。
気付けば、俺の人生はそんなことの積み重ねだったように思えてくる。
しかも、自信が無くなって自分以外に期待をかけようとすれば、弾かれた。
そして、部屋にこもるようになった。
自己保身やら自己満足やら、どうでもいい理由をつけては毎日を浪費する。
何時しか子供の頃に感じていた快楽に酔っていた。
何かやれば自分が一番で、自分の予測しない未来がくるなら、すぐに無かったことにして。
そんな生活の中で、思った事があるとすれば、
「無理に広い世界に出なくてもいい。俺は大衆に認められたいんじゃない。だって、大衆に認められたいって、俺の嫌いな多数決みたいじゃんか。多数が正義で少数が悪。息苦しくても世界を見つめて外で生活しなきゃいけないなんて、俺は望んでない」

世間体の押し付けに、屈する必要なんてない


無理に精神を病む生活に浸かる必要もない



ナポレオンも言ってるよ、「望んだものに成れた者が勝者だ」と。なら、俺は堕落した生活を望む




楽をしてでも望んだ勝者になれれば、俺はそれで良い






外に出たって、嫌な事ばかりじゃないか








傷付いて、プライドを下げるだけじゃないか










そんな、期待外れな外の世界に幻滅されられたからこそ……































井の中の蛙でもいいから一番になりたいなんて、思うんじゃないか。







世界が息苦しい?
なら…息を止めてみせてよ。
その心臓の鼓動が消えた後に、本当はどっちが辛いのか聞いてあげる。
<2016/11/29 01:04 ソト>消しゴム
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