おためし小説投稿

登録一切不要で小説投稿!
文字サイズ変更 
魔法学園
- 一章 学園での生活 -

今から、実際にこのチームで戦闘訓練を行うらしい。チームを二つに分け、三対三での戦闘訓練だ。

訓練は、仮想空間で行う。仮想空間と言うのは、どういう仕組みになっているのかはわからないが、その仮想空間の中で死んでも、元の場所に戻って来るだけで、死ぬことは無いと言う訳だ。詳細は不明だ。わかっているのは、かなりの費用がかかり、魔法学園や、訓練施設等にしか置いていないと言うことだ。今は開発も禁止されているらしい。と言う噂も流れているが、事実なのかどうかは不明で、ラノはその噂を半分信じて、半分信じていない。

仮想空間発生装置と言う、名前だけやたらとゴツい癖に、見た目はただの体育館の様な場所に入る。中も、ただの体育館だ。ラノは、リバとエリスと同じチームになった。
「いいなー、ナタラさん。ハーレムじゃん。俺もあっちが良かったなー」
リバがそう愚痴を言うのを、エリスは笑って見ている。そして、仮想空間が発生する。

場所は草原だ。今の世の中、こんな草原なんて殆ど無いだろう。と、ラノは思う。だが実際、魔物がまだ沢山いる地域は開拓出来ず、このような大自然が広がっているらしい。

戦闘が始まる。ラノはポケットから四角い機械を取り出す。すると、それは赤いラインの入った、機械的な黒い刀に変形する。リバの武器は、全体的に四角いフォルムの青い拳銃が二丁だ。これは、魔法銃だろうか。

人には魔力と言う物があり、それには個人差がある。魔力が高い程、魔法の威力は高く、多く使える。魔力が低い程、魔法の威力は低く、すぐに魔力も無くなり、魔法が使えなくなる。と言う訳だ。魔法銃は自分の魔力を弾丸として打ち出す為に、魔力が低い者には向かない武器である。

エリスは、青いラインの入った、機械的な白い刀。敵側のナタラは、赤く光る斧を持っている。ルーナの武器は、細い剣、レイピアだ。マギルの武器は、剣とナイフの様だ。何て言うか、普通。もっと面白い武器を使わないのかな?例えば、ヨーヨーとか、けん玉とか。鞭とか、ブーメラン。もういっそ、素手で行くとか。ナタラさんとか、素手の方が強そうだし。そういうキャラクターいるよね。武器を使うと弱くなるキャラクター。実は手加減してて、ピンチになると本気を出して、素手で戦うみたいな。ラノがそんな事を考えていると、エリスに声をかけられる。
「来るわよ」
「あ、はい」
ラノは慌ててそう返事をする。ラノの相手はルーナの様だ。
「さあ、お前の苦しむ姿を見せてくれ」
ルーナが不気味な笑みを浮かべながらそう言い、レイピアで突いてくる。ラノは刀でそれを弾き、後ろに跳躍して、間合いを取る。もしかして、この人ドSとか?て言うか、仮想空間での戦闘では確かに死なないけど、痛いのは痛いんだ。もし殺すなら、人思いに痛くない様にしてほしい。と言うかしてください。て言うか実際にルーナさんがドSなら、普通に変人になるのかな?まあ、僕の嫌いなタイプじゃないからいいんだけど。
「何を考えているんだ?大丈夫だ。仮想空間で死んでも、どうせ生き返る」
「いや、確かにそうですけど。て言うかどうせ生き返るなんて、もう何百年も生きてて、死にたくても死ねない吸血鬼みたいな台詞はやめてくださいよ」
ラノがそうツッコミを入れると、ルーナは真剣な表情になり、
「そう言われると、そうだな。なら、やはり死ねないと言うのはどうだ?」
「死ねないから自殺を繰り返してるフェニックスみたいな台詞も駄目です」
「そうか………。なら死ねはどうだ?」
「それじゃあ、自分が死ねないから相手を殺すみたいな、理不尽な殺人マシンじゃないですか…………」
「て言うか、私達は何の話をしているんだ?」
ルーナにそう言われ、ラノはハッとした…………様な気がした。
「確かに…………」

「羨ましいですね、ナタラさん。ハーレムですか?ハーレムパーティですか?ラノベ主人公ですか?ギャルゲーの主人公ですか?エロゲーの主人公ですか?ヤリまくりですか?」
リバがナタラにそう言うと、ナタラは苦笑して、
「いや、たまたまでしょう。て言うか、たまたまです。偶然ですよ」
「偶然でも偶数でも奇数でも素数でも自然数でもいいですよ」
「地味に数学出来るアピールをしなくてもいいですよ」
「て言うか俺はこれでも勉強は出来るんですよ?学年四位ですから」
リバが真顔でそう言うと、ナタラは驚きの表情を浮かべる。
「マジすか……」
その隙を狙い、リバはナタラを撃つ。だが、魔法銃の弾丸の速度は、弓よりも少し遅い程なので、あまり遠距離戦には向いていない。それに、簡単に防ぐことも出来る。なので、ナタラはそれを斧で防ぎ、
「卑怯じゃないですか」
「ナタラさんこそ、そんな武器持って卑怯ですよ。何ですか、そのでかいバトルアックスは。木こりでもするんですか?」
「しませんよそんなこと」

そうして、戦闘訓練は終了された。まだ決着は付いていないのに。まあ、後ろも詰まっているので、時間が決められるのも可笑しくない。と言う訳で、戦闘訓練は終了。そのあとは、チームで学園を回ることにした。

どうもこんにちは。未来って、実際どうなんでしょうね?車は空を飛んでいるんですかね?まあ、考えるだけ無駄なので、妄想することにしましょう。でも、未来っポイ建物とかは好きですよ。未来っポイ建物ってなんだよ。ってツッコミが来そうですが
<2016/08/28 16:20 トウヤ>消しゴム
Copyright(C) おためし小説投稿 Since2013 All Rights Reserved.