おためし小説投稿

登録一切不要で小説投稿!
文字サイズ変更 
魔法学園
- 一章 学園での生活2 -

今は、学園を見て回っている。五人でいろいろ見て回っているが、五人は学園を見て回っていると言うよりも、新たなチームの皆との会話を楽しんでいる様だった。若干疎外感を覚えながらも、迷子にならない様について行く。
「ルーナさんって、超美人ですね。俺とデートしませんか?」
リバがルーナにそう言うと、ルーナは微笑して、
「良いぞ。お前みたいな良い男は好きだからな。場所は拷問部屋でどうだ?」
「拷問部屋…………ですか。えーっと、最初は普通にしません?喫茶店とか?」
「なるほどな。それも良いと思うぞ」
「あはは、そうてすよね」
リバは笑ってそう言った。流石のリバも、拷問部屋は勘弁だったらしい。
「ナタラさんって、背が高いですよね」
エリスがナタラを見上げてそう言うと、優しく微笑み、
「はい。ですが、身長が高過ぎると言うのも、少し困り物ですよ。それだけで、私は今までチームの盾(タンク)としての役割しか、与えられませんでしたから」
ナタラさんって、感じの良い人だなぁ。まあ、こう言う人に限って、キレると怖いんだけど。
「そうですか………。私は光魔法で傷の治療ができるので、ほとんどその約でした」
「私は一年の時、戦場を走り回って、大変な人をカバーする役割じゃった、そのおかげで、すっかり体力が着いてしまった」
ラノは学園を見て周りながら、色々考える。
「なら、そろそろ解散にしましょうか」
ナタラがそう言うと、全員が納得する。その雰囲気に流され、ラノも頷いた。

この学園は全寮制であり、ラノ自分の部屋に帰ろうとする。すると、エリスに呼び止められた。
「ちょっと付き合ってくれない?」
するとラノは軽く手を振って、
「いいんですよ。気を使わなくても」
「あなた、もう少し自分に自信を持った方が良いわよ」
エリスにそう言われるが、ラノはその言葉の意味がよく分からずに、黙り込む。
「まあ、それはいいのよ」
エリスは笑顔でそう言った。
「わかりました。で、どこに行くんですか?」
「そうね。街に行きましょう」
「了解です」

白と水色の建物。高いビル。丸いフォルムの車に、タイヤが大きく、乗ると体が直線になるような、格好良いバイク。未来と言った感じの…………て言うか未来だ。大きなショッピングモールに入り、そこで色々と見て周る。すると、ラノはひとつのアクセサリーに目を止めた。白い薔薇と髪飾りだ。着けたいとか、ましてや女装したいだなんて、そんなことは全く思っていない。ただ、薔薇には思い出があるからだ。昔はよく、黒薔薇のラノなんて言われていたものだ。今でも、黒い薔薇のキーホルダーを持ち歩いている。過去の親友との、思い出の品だ。あの頃は三人。黒、紫、橙の三人で、よく遊んだ。今はどうしているのだろうか。
「どうかした?もしかして、気分が悪い?」
エリスが心配そうに、ラノの顔を除き込む。
「いえ、そんなことないですよ」
ラノは笑顔でそう言い、更に、
「この髪飾り、エリスさんに似合うと思いますよ。白は好きですか?」
「ええ。好きよ」
エリスは頷いてそう言った。
「よかった」
ラノはそう言って、それを会計しようとする。
「そう言えば、ラノくんの好きな色は何?やっぱり、黒と赤?」
「ラノでいいですよ。後、好きな色ですよね。確かに黒と赤は好きですよ。でも、一番好きな色は、黄緑とか、緑とか、深緑とかの緑系です」
するとエリスは驚いた様に、
「でも、緑の要素は全く無いわね………」
「まあ、そうですね」
「それに、あなたのことはラノと呼ぶわ。その代わり、私の事もエリスと呼んでくれるかしら?」
「いや、それは無理ですよ。先輩ですし」
ラノがそう言うと、エリスは笑って、
「遠慮しなくてもいいのよ。そうじゃないと、私あなたのことをラノ様って呼ぶわよ?」
「それはもっと無理ですね。何て言うか、そんなの人に聞かれたら、僕は容赦なく警察に連れていかれます。じゃあ、エリス」
「その敬語もやめてくれない?」
「それは無理ですよ」
するとエリスは、ふふっ、と笑い、
「わかったわ。無理強いしてごめんなさい。でも、なんだか落ち着かないから」
話を終えて、ラノは会計を済ませる。
「僕からのプレゼントです。お近づきの印に」
「ありがとう」
エリスは笑顔でそう言って、それを着ける。
「やっぱり、良く似合ってますよ」
「ラノは、薔薇が好きなの?」
「はい。薔薇は、僕にとって特別と言うか、そんな感じの花なんですよ。元から好きだったんですけどね。美しいところとか、色んな色があるところとか、棘(トゲ)があるところとか。でも、僕には親友が二人、いたんですよ。僕達三人は、それぞれ違う道に進んだんです。一人とても頭の良い奴だったので、研究員や、発明家になる為の勉強。一人は、とても正義感の強い奴だったので、警察官になる為の勉強。僕は、なんとなく魔法学園に入ったんですよ」
「そう。寂しい?」
「寂くないですよ。優しい先輩がいますから」
「そうね。みんな優しいもの」
するとラノは笑って、
「エリスの事を言ってるんですよ」
そう言われると、エリスは微笑む。
「そう。ありがとう」
そうして、今日はもう帰ることにした。

どうもこんにちは。トウヤです。皆さん、サウナに入ったことはありますか?僕はありません。入ろうとしたら、暑過ぎて息ができませんでした。そう言えば、サウナの隣には水風呂がありますよね。あの水風呂、サウナに入った後だと、丁度良い感じなんですかね
<2016/08/28 22:52 トウヤ>消しゴム
Copyright(C) おためし小説投稿 Since2013 All Rights Reserved.