ラノのチームに、魔物の討伐命令が与えられた。魔物の討伐は危険な任務で、死者も出ている。断りたいなら、断っても良い。だが、何故か参加する事になった。その前に、責任者であるリーダーを決める必要がある。それについて話合っていた。
「リーダーはナタラさんに決まりだよね?」
リバが皆にそう言うと、全員が頷く。
「ちょっと待ってください。どうして私が?」
ナタラが慌てて拒否すると、ルーナはさも当然の様に、
「このチームの最年長はお前だからな」
「あなたも同い年じゃないですか」
ナタラはそうツッコミを入れる。
「真面目ですし、頼りにもなります」
エリスがそう言った。マギルも頷く。
「それを言うなら、エリスの方が真面目ですよ。ルーナが最年長でもあります。リバは学年四位ですし。マギルでも、ラノでもいいじゃないですか」
「ナタラさんはそこまで嫌なのか?いいと思うがのぉ」
マギルは笑ってそう言った。するとナタラは折れたのか、
「わかりましたよ。やりますよ。嫌だなぁ」
そして魔物の討伐任務の当日。そこには、車で行くことになった。運転するのは、まさかまさかのマギルらしい。何やら、マギルには良くない噂がある。かなり運転が荒いのだとか。だが、かなりの技術とスピードなので、目的地に到着するのは早いのだという。だが、できれば安全運転で頼みたいところだ。ラノはバイクは運転できるが、車は運転できない。マギルが運転席。ナタラが助手席。エリスとルーナが真ん中で、ラノとリバが後ろだ。
「安全運転で頼みますよ」
「わかっておるよ。残念だがな」
マギルは少しテンション低めでそう言うと、車を発進させる。思っていたより普通だ。まあ、安全運転だからだけど。ラノが外の景色を眺めていると、リバがふざけた様に、
「車窓から外を眺める少年の姿。その横顔は、どこか悲しい様子である。何故あの子は僕の事を。次回、失恋のラノ・イクス。お楽しみに」
「お楽しみに……する訳ないでしょ………。て言うか、僕は失恋したことがありませんよ」
「ってことは、女の子と付き合っているのに、他の女の子と付き合う。それの繰り返しって事かな?」
「人をそんな安いキャラ設定にしないでください。僕は付き合ったことが無いってだけですよ」
「なるほどね」
リバは感心した様に頷いた。ラノは少し呆れながら、また外を眺める。
「まさか、俺がこんなことになるなんて。車窓から外を眺める少年は、ふとそう思う。こんな世界、もううんざりだ。さよならだ。この車窓から、俺は飛び出すぞ。次回、全裸で飛び出すラノ・イクス。お楽しみに」
リバが悲しそうにそう言うと、ラノは勢いよく、
「まず、こんなことってどんなことですか。て言うか、僕は俺って言いませんよ。それに最後、全裸になる必要性はなんなんですか。考えて見てください。道路に野郎が全裸で倒れているんですよ。いろんな意味で通報物じゃないですか」
するとリバは笑う。そして、
「君のツッコミってキレキレだよね。俺とコンビ組まない?」
「遠慮しておきます」
するとルーナが、
「おいラノ。ウザイなら殴ってもいいんだぞ」
するとエリスが、
「それは酷いと思うけど、敬語を使ってあげる必要は無いと思うわね」
二人にそう言われて、リバは落ち込んだ様にうつむく。だがすぐに、
「じゃ、俺寝るから。目的地に着いたら起こしてね。よろしく、ラノ」
ラノは頷いて了承する。
目的地に着くと、ラノはリバを起こす。そして、初任務である魔物の討伐に向かうのであった。確かこの任務は、ゴブリンの討伐だ。今の世には珍しい、緑の生い茂った、とても深い森の中だ。開拓の為に、ゴブリンを討伐して欲しいと言う。この世界を10とすると、近代化の進んだ地域が7。魔物の生息域が3。と言った感じで、まだまだ多い。そして魔物の中で、ゴブリンは一番弱い魔物である。だが、あくまで魔物の中ではだ。一般人対ゴブリンなら、ゴブリンの圧勝だろう。戦闘一ヶ月の素人対ゴブリン。それでも、いい勝負だろう。そう言えば、最初の方は他のチームと合同でやると言う命令だ。同じチームでも、四年と一年など、実力が違うからだ。一年が程よく育つまでは、どこかのチームと合同で、一年同士、二年同士、三年同士、四年同士と。まあこんな具合に、同じ学級の者と一緒に任務をこなすことになり、チームと行動するのは、宿位だ。
すると、ラノ達に近づいてくる人影があった。
先頭を行く、緑髪の、緑制服男。その後ろに、赤い髪、赤い制服の女。その後ろには、紫色の髪、黒い制服の少年。金髪に、橙色の制服の少女。白い髪、白い制服の少女。黒い髪、赤い制服の少年。
計六人が、ラノ達と共に任務をこなす仲間か。名前は聞いている。緑髪は、リーダーで四年のクレイア。赤い髪の女が、四年のキリカ。紫髪の少年が、三年のレイゼ。白髪の少女が、三年のシルク。黒髪の少年が、一年のルイ。金髪の少女が、二年のカルラ。普通の人だったらいいけどな。少なくとも、基本的に一緒に行動する、このルイって人だけは。
「リーダーはナタラさんに決まりだよね?」
リバが皆にそう言うと、全員が頷く。
「ちょっと待ってください。どうして私が?」
ナタラが慌てて拒否すると、ルーナはさも当然の様に、
「このチームの最年長はお前だからな」
「あなたも同い年じゃないですか」
ナタラはそうツッコミを入れる。
「真面目ですし、頼りにもなります」
エリスがそう言った。マギルも頷く。
「それを言うなら、エリスの方が真面目ですよ。ルーナが最年長でもあります。リバは学年四位ですし。マギルでも、ラノでもいいじゃないですか」
「ナタラさんはそこまで嫌なのか?いいと思うがのぉ」
マギルは笑ってそう言った。するとナタラは折れたのか、
「わかりましたよ。やりますよ。嫌だなぁ」
そして魔物の討伐任務の当日。そこには、車で行くことになった。運転するのは、まさかまさかのマギルらしい。何やら、マギルには良くない噂がある。かなり運転が荒いのだとか。だが、かなりの技術とスピードなので、目的地に到着するのは早いのだという。だが、できれば安全運転で頼みたいところだ。ラノはバイクは運転できるが、車は運転できない。マギルが運転席。ナタラが助手席。エリスとルーナが真ん中で、ラノとリバが後ろだ。
「安全運転で頼みますよ」
「わかっておるよ。残念だがな」
マギルは少しテンション低めでそう言うと、車を発進させる。思っていたより普通だ。まあ、安全運転だからだけど。ラノが外の景色を眺めていると、リバがふざけた様に、
「車窓から外を眺める少年の姿。その横顔は、どこか悲しい様子である。何故あの子は僕の事を。次回、失恋のラノ・イクス。お楽しみに」
「お楽しみに……する訳ないでしょ………。て言うか、僕は失恋したことがありませんよ」
「ってことは、女の子と付き合っているのに、他の女の子と付き合う。それの繰り返しって事かな?」
「人をそんな安いキャラ設定にしないでください。僕は付き合ったことが無いってだけですよ」
「なるほどね」
リバは感心した様に頷いた。ラノは少し呆れながら、また外を眺める。
「まさか、俺がこんなことになるなんて。車窓から外を眺める少年は、ふとそう思う。こんな世界、もううんざりだ。さよならだ。この車窓から、俺は飛び出すぞ。次回、全裸で飛び出すラノ・イクス。お楽しみに」
リバが悲しそうにそう言うと、ラノは勢いよく、
「まず、こんなことってどんなことですか。て言うか、僕は俺って言いませんよ。それに最後、全裸になる必要性はなんなんですか。考えて見てください。道路に野郎が全裸で倒れているんですよ。いろんな意味で通報物じゃないですか」
するとリバは笑う。そして、
「君のツッコミってキレキレだよね。俺とコンビ組まない?」
「遠慮しておきます」
するとルーナが、
「おいラノ。ウザイなら殴ってもいいんだぞ」
するとエリスが、
「それは酷いと思うけど、敬語を使ってあげる必要は無いと思うわね」
二人にそう言われて、リバは落ち込んだ様にうつむく。だがすぐに、
「じゃ、俺寝るから。目的地に着いたら起こしてね。よろしく、ラノ」
ラノは頷いて了承する。
目的地に着くと、ラノはリバを起こす。そして、初任務である魔物の討伐に向かうのであった。確かこの任務は、ゴブリンの討伐だ。今の世には珍しい、緑の生い茂った、とても深い森の中だ。開拓の為に、ゴブリンを討伐して欲しいと言う。この世界を10とすると、近代化の進んだ地域が7。魔物の生息域が3。と言った感じで、まだまだ多い。そして魔物の中で、ゴブリンは一番弱い魔物である。だが、あくまで魔物の中ではだ。一般人対ゴブリンなら、ゴブリンの圧勝だろう。戦闘一ヶ月の素人対ゴブリン。それでも、いい勝負だろう。そう言えば、最初の方は他のチームと合同でやると言う命令だ。同じチームでも、四年と一年など、実力が違うからだ。一年が程よく育つまでは、どこかのチームと合同で、一年同士、二年同士、三年同士、四年同士と。まあこんな具合に、同じ学級の者と一緒に任務をこなすことになり、チームと行動するのは、宿位だ。
すると、ラノ達に近づいてくる人影があった。
先頭を行く、緑髪の、緑制服男。その後ろに、赤い髪、赤い制服の女。その後ろには、紫色の髪、黒い制服の少年。金髪に、橙色の制服の少女。白い髪、白い制服の少女。黒い髪、赤い制服の少年。
計六人が、ラノ達と共に任務をこなす仲間か。名前は聞いている。緑髪は、リーダーで四年のクレイア。赤い髪の女が、四年のキリカ。紫髪の少年が、三年のレイゼ。白髪の少女が、三年のシルク。黒髪の少年が、一年のルイ。金髪の少女が、二年のカルラ。普通の人だったらいいけどな。少なくとも、基本的に一緒に行動する、このルイって人だけは。
