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魔法学園
- 三章 休日 -

初の任務を終えて、今は休日。ラノが寝ていると、インターホンが鳴る。モニターで確認すると、リバがいた。因みにこの学園は、かなり広い。一周するのに、歩いて25分位か。その為、動く床やリフト等が設置されている。しかも、寮の部屋は適当に割り振らている。ラノの隣は、なんと、なんと言うことかエリスなのであるが。リバとは、少し離れている。ナタラ、ルーナマギルの寮は、ここからだと遠い。
「ねえ、ラノ。俺と勝負しない?」
するとラノは少し後退り、
「僕、悪いことしました?」
「ううん。全然してないよ。ただ、俺がやりたいだけだから。付き合ってくれるかい?」
「あぁ、それならいいですよ。もちろん」
そうして、二人は仮想空間発生装置に向かう。この装置は基本的に自由に使っていいので、訓練等に使われている。リバが操作して、仮想空間を作る。
「じゃあ、始めようか」
リバはそう言ったのと同時に、ラノを撃つ。ラノはそれを刀で弾く。するとリバは、ラノの足元を撃った。すると、そこから氷柱で出来た花が生まれる。ラノは飛び退き、それを回避する。
「それは雪花(せっか)。綺麗だろ?」
「確かに綺麗ですね。でも、ちょっと危な過ぎです」
すると、ラノ魔法銃の銃口から、弾丸ではなく、水が放出される。ただの水じゃない。ウォーターカッターだ。ラノに突撃し、ウォーターカッターで斬りつけてくる。それを横に避けると、次は弾丸が飛んでくる。それを刀で弾き、ウォーターカッターを避ける。
「ラノって、回避がとっても上手いよね。凄いよ」
ウォーターカッターがラノの右腕を掠め、弾丸が左腕を貫く。すると、ラノは刀の切っ先をリバに向ける。そして、闇の真空波で攻撃する。リバはそれを避けると、二丁の拳銃でラノを撃ちまくる。ラノはそれをまともに受け、試合は終わる。

「後輩相手にも手加減しないとこ、尊敬しますよ」
「ああ。ありがとう。俺も、ラノがここまでやるとは思ってなかったよ。正直、回避に関しては俺より上手いから。体力やスピードも、俺より上だし」
「そうですか?」
「ああ、そうだよ。俺が卒業する頃には、追い抜かされてるかも」
リバはそう言って笑う。ラノは、それを聞いて嬉しい様な、寂しい様な気分になった。

部屋に戻ると、ちょうどエリスが部屋から出てきたところだった。
「どこか行くんですか?」
「ええ。夕飯の買い物に行くのよ。一緒に来る?」
「いいんですか?」
「ええ、いいわよ」
エリスは笑顔でそう言った。するとラノは、
「何で行くんです?」
「そうね。歩きかしら?私、車もバイクも持ってないし。一応は乗れるんだけど」
「そうなんですね」
ラノはそう言った。そして、二人でデパートに行く。未来化の進んだ世界は、食品にも影響があった。ほとんどの物語冷凍食品、レトルトや缶詰めとして発売されていて、料理をしない人が多い。中には、調理器具がレンジ以外何も無いと言う様な家もある。ラノは
一応料理をしているのだが。
「エリスは、料理とかします?」
エリスなら、キチンと料理をしてそうだけど。してないのかな?
「してないわ」
エリスのその言葉に、ラノは少しヘコむ。
「しないんですか」
エリスは次々とレトルト食品を入れて行き、そうして部屋に帰った。

エリスが少し心配になり、ラノは料理を教えることにした。エリスを部屋に呼ぶと、ラノの部屋を珍しそうに見ていた。基本的に緑色で、黒と赤のベッドが置いてある。その他は、本棚位か。
「えーっと、まずはですね、野菜炒めを作ります。これ位、誰でも出来ますから」
ラノはそう言って、野菜を冷蔵庫から取り出す。まずはニンジンの皮剥きだ。
「包丁を少しだけニンジンに入れて、包丁ではなく、ニンジンを動かすようにして」
エリスは言われた通りにやっているが、どうも危なっかしい。
「ちょっと、失礼します」
ラノはエリスの後ろに立って、エリスの手に手を添える。そして、そのまま動かす。すると、綺麗に剥けている。
「ありがとう。出来たわ」
「いいんですよ」
嬉しそうにしているエリスに、少し赤面したラノがそう言った。その後は手順を教えて、作れるレパートリーを増やしたのであった。て言うか、初めて作れる料理を教えたのだった。

どうもこんにちは。最近、チャットで良いルームを見つけたので、嬉しいです。かなり親しんでいたルームが急に消えたので寂しかったのですが、またその様なルームが見つかって嬉しいです
<2016/09/02 01:06 トウヤ>消しゴム
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