季節は巡る。
冬は去り、春という新たな季節がやって来た。
私達は、海斗が肩の事を話してくれてからあまり話す事はなかった。
別に仲が悪くなったという感じはしない。
男子二人、とは。
里咲はもう分からない。
相当怒らせてしまったという事は確かみたいだけど。
そして、私達は三年生になった。
それは良いんだけど、男子二人とはクラスが違い、里咲
だけが同じクラスという。
本当、どうなっちゃうんだろう。
二人共クラスが違うから、休み時間に話すのも、何となくしづらいし。
「り、さ…」
返って来るのはキツめな視線のみ。
特に話す事もなく、ただ反応が見たかっただけの私は
「何でもない」と誤魔化す。
「倉本っ」
私を呼ぶ先生の声。
そちらに行けば、とんでもない頼み事をされた。
「これ、倉石に渡してきてくれ」と。
そんなの先生が行けばいいじゃん!
とも言えず、「はい」と受け取ってしまった大希のタオル。
そして大人しく教室を出て隣の教室の前へ。
すぐに気付き、誰かが出てくる。
生徒だけど、知らない人。
「あっ、倉石くん居る?」
「倉本さんが呼ぶ倉石くんね」
何が言いたいのか分からないけど。
名字が似てるとでも言いたいのかな。
『倉』しか一緒じゃないけど。
なんて、彼女の言葉の意味を考えていたら大希がきた。
「あ、タオル。忘れたべ」
「珠希も十分だと思うけど」
そう言いながら私からタオルを受け取る大希。
「え?」
「なまり。あぁ、ありがとな」
「ううん。じゃあ、ね…」
大希の返事も待たずに教室に戻った。
まぁ、待ってても止めるなんて事はしなかっただろうけど。
席に戻れば、怖い怖い里咲様の視線を感じる。
「良いね。あんな、頼み事……」
「一緒に、行けば良かったかもね…」
「フッ、一緒…」
本当に怖い。
最近更に悪化してる。
何で私が彼女と隣の席なの?
普通男女にするんじゃないの?
もう、先生とかって人は何を考えてるの?
まぁ、生徒同士の仲なんて知らないよね。
そこまで把握されても嫌だけど。
私達は妙な雰囲気の中、一日を過ごした。
冬は去り、春という新たな季節がやって来た。
私達は、海斗が肩の事を話してくれてからあまり話す事はなかった。
別に仲が悪くなったという感じはしない。
男子二人、とは。
里咲はもう分からない。
相当怒らせてしまったという事は確かみたいだけど。
そして、私達は三年生になった。
それは良いんだけど、男子二人とはクラスが違い、里咲
だけが同じクラスという。
本当、どうなっちゃうんだろう。
二人共クラスが違うから、休み時間に話すのも、何となくしづらいし。
「り、さ…」
返って来るのはキツめな視線のみ。
特に話す事もなく、ただ反応が見たかっただけの私は
「何でもない」と誤魔化す。
「倉本っ」
私を呼ぶ先生の声。
そちらに行けば、とんでもない頼み事をされた。
「これ、倉石に渡してきてくれ」と。
そんなの先生が行けばいいじゃん!
とも言えず、「はい」と受け取ってしまった大希のタオル。
そして大人しく教室を出て隣の教室の前へ。
すぐに気付き、誰かが出てくる。
生徒だけど、知らない人。
「あっ、倉石くん居る?」
「倉本さんが呼ぶ倉石くんね」
何が言いたいのか分からないけど。
名字が似てるとでも言いたいのかな。
『倉』しか一緒じゃないけど。
なんて、彼女の言葉の意味を考えていたら大希がきた。
「あ、タオル。忘れたべ」
「珠希も十分だと思うけど」
そう言いながら私からタオルを受け取る大希。
「え?」
「なまり。あぁ、ありがとな」
「ううん。じゃあ、ね…」
大希の返事も待たずに教室に戻った。
まぁ、待ってても止めるなんて事はしなかっただろうけど。
席に戻れば、怖い怖い里咲様の視線を感じる。
「良いね。あんな、頼み事……」
「一緒に、行けば良かったかもね…」
「フッ、一緒…」
本当に怖い。
最近更に悪化してる。
何で私が彼女と隣の席なの?
普通男女にするんじゃないの?
もう、先生とかって人は何を考えてるの?
まぁ、生徒同士の仲なんて知らないよね。
そこまで把握されても嫌だけど。
私達は妙な雰囲気の中、一日を過ごした。
