ーーー5月10日ーーー
今日も、みんなは来てくれた。
俺はいつの間にか、点滴台とはお友達になっていた。
そんな俺を見ても、三人とも何も言わなかった。
その優しさに、泣きそうになる。
みんな、本当にいつも通りで。
今まで通りで。
「そうだ、外でも行く?外って言っても、あれだけど」
俺が言えば、みんなは笑って頷いた。
そんなに素早く動けない俺のペースに合わせて、ゆっくり歩く三人。
俺らはゆっくりと、自販機や椅子、机がある一室みたいな所へ。
「海斗、何か飲む?」
「大丈夫、かな」
「そ〜お?水分大事よ〜?」
そう言ってお金を自販機へと入れる珠希。
俺はそれを、ただ見つめていた。
その横顔が、何となく綺麗で。
久々に会ったからか、とても綺麗だった。
その隣で、自販機を見上げるようにして「何にしよっかなぁ」と悩む里咲も、とても綺麗な顔をしていた。
あれ、そう言えば、大希の姿が見当たらない……
辺りを見回せば、首筋にヒンヤリとした感覚が。
いつか、珠希と里咲がやってたような。
あまり良くは見てなかったけど。
振り返れば、飲み物を持った大希が笑顔を浮かべていた。
「ハハッ、冷たいので平気?」
「えっ、うん。大希は?」
「何でこの俺が?海斗の分だけ買わなきゃいけねぇ訳?」
「ありがと」
「気にすんな」と言って隣の椅子に座る大希。
「はぁ〜っ、そうだ海斗、肩の調子はどう?」
向かい側の椅子に座り、両手で缶を持つ珠希が言った。
「うん、大丈夫だよ?」
「良かったね。また聞きたいなぁ」
「聞く?」
「うん。海斗と、大希の、一定のテンポ。あの音がねぇ、まぁ好きな訳よ」
珠希が、親戚のおばさんのように見えた。
こんな、何気ない会話を暫く続けて、みんなは帰って
行った。
今日も、みんなは来てくれた。
俺はいつの間にか、点滴台とはお友達になっていた。
そんな俺を見ても、三人とも何も言わなかった。
その優しさに、泣きそうになる。
みんな、本当にいつも通りで。
今まで通りで。
「そうだ、外でも行く?外って言っても、あれだけど」
俺が言えば、みんなは笑って頷いた。
そんなに素早く動けない俺のペースに合わせて、ゆっくり歩く三人。
俺らはゆっくりと、自販機や椅子、机がある一室みたいな所へ。
「海斗、何か飲む?」
「大丈夫、かな」
「そ〜お?水分大事よ〜?」
そう言ってお金を自販機へと入れる珠希。
俺はそれを、ただ見つめていた。
その横顔が、何となく綺麗で。
久々に会ったからか、とても綺麗だった。
その隣で、自販機を見上げるようにして「何にしよっかなぁ」と悩む里咲も、とても綺麗な顔をしていた。
あれ、そう言えば、大希の姿が見当たらない……
辺りを見回せば、首筋にヒンヤリとした感覚が。
いつか、珠希と里咲がやってたような。
あまり良くは見てなかったけど。
振り返れば、飲み物を持った大希が笑顔を浮かべていた。
「ハハッ、冷たいので平気?」
「えっ、うん。大希は?」
「何でこの俺が?海斗の分だけ買わなきゃいけねぇ訳?」
「ありがと」
「気にすんな」と言って隣の椅子に座る大希。
「はぁ〜っ、そうだ海斗、肩の調子はどう?」
向かい側の椅子に座り、両手で缶を持つ珠希が言った。
「うん、大丈夫だよ?」
「良かったね。また聞きたいなぁ」
「聞く?」
「うん。海斗と、大希の、一定のテンポ。あの音がねぇ、まぁ好きな訳よ」
珠希が、親戚のおばさんのように見えた。
こんな、何気ない会話を暫く続けて、みんなは帰って
行った。
