久々にみんなが来た。
凄い嬉しかった。
会いたかった。
みんなの、今の事も聞きたかった。
「ごめんね。なかなか来れなくて」
「大丈夫…」
「寂しかったんだ?」
みんな、分かってた。
この一瞬で、伝わった。
伝わって欲しくない事も。
「別に」
ここでこう返す時点で、今日の俺は変だった。
それも、みんなには伝わっちゃって。
「辛かったら寝てな?帰ろっか?」
本当、何も隠せない。
だから俺は、それを使った。
その言葉に、頷いた。
みんなは嫌な顔一つせず、病室を後にした。
この日は間違いなく、一緒にいる時間より来るまでの時間の方が長かっただろう。
この日からだった。
俺がおかしくなったのは。
