「あぁ〜」
朝から本当にうるさい私。
自分でも分かってるくせに、直せない。
だって、やっと帰れたんだもん。
昨日。
凄い迷って。
暫く彷徨ってたら、大希の家の前に着いて。
それでやっと進むべき道が分かった。
「珠希?」
「海斗〜、助けてー」
「出来る事があったら、そりゃするけど…」
「海斗、そんな女、相手にするだけ時間の無駄だから」
大希という邪魔が入って来た。
まぁ、彼のお陰で昨日は帰れたんだけど。
それとこれとは、ね。
「大希に言われたくない!」
「誰のお陰でお前はここに居る?」
何でそういう事知ってるかな。
「すみません……」
「素直じゃん」
「っさい」
「熱でもあるのかな?顔赤いですよ〜?」
「あんったが変な事言うからでしょ?」
必死に反論する私に、楽しそうに笑う大希。
本当に恥ずかしい。
笑われてるとか。
「楽しそう、だね…」
何だか怖い里咲の声。
「お、おはよ」
「おはよ」
返ってくるまでのこの間。
私、何かしたかな。
あの、里咲の言ってた変な事ってのをしちゃったとか?
ならその変な事ってのを教えて欲しい。
「あの、里咲?」
「ん?」
また普通になった。
「何か、あった?」
「何も……」
そんな気はしないんだけどな。
「本当に?俺でも分かるよ?」
「えっ…?」
「俺に出来る事があったら、言って?」
海斗の、いつもの優しい声がそう言う。
私もそれに頷く。
「何も、ないから…」
「そっか。なら良いんだけど」
海斗はその優しい言葉と、可愛らしく、爽やかな笑顔を
残して前を向いた。
そしてさっきから小馬鹿にした笑みを浮かべてこちらを
見ている大希。
「何よ」
「べっつに?」
本当に一つ一つ腹立つ奴。
大希に対して軽い苛立ちを抱きながら時間を潰していると、先生が来た。
求めてもいないのに。
そして気付けば終わってるホームルーム。
「はーい、連絡は特に無しっ。授業だけ真面目に受けて
くれよ?」
「はーい」と生徒達の軽い声が返す。
それを確認すると、先生は教室を出た。
一気に賑やかになる、高校らしくない教室内。
「海斗」
「何?」
「何だっけ?」
「え?あぁ、理科?」
「はぁ。ありがと…」
「頑張れ」と今度は応援の言葉を残して前を向く海斗。
応援はされたけど、あんな訳の分からない科学だなんて。
頑張れる気がしない。
でも、今日は金曜日。
明日、明後日は休み。
頑張れ、私。
自分を励ましながら、授業は始まった。
朝から本当にうるさい私。
自分でも分かってるくせに、直せない。
だって、やっと帰れたんだもん。
昨日。
凄い迷って。
暫く彷徨ってたら、大希の家の前に着いて。
それでやっと進むべき道が分かった。
「珠希?」
「海斗〜、助けてー」
「出来る事があったら、そりゃするけど…」
「海斗、そんな女、相手にするだけ時間の無駄だから」
大希という邪魔が入って来た。
まぁ、彼のお陰で昨日は帰れたんだけど。
それとこれとは、ね。
「大希に言われたくない!」
「誰のお陰でお前はここに居る?」
何でそういう事知ってるかな。
「すみません……」
「素直じゃん」
「っさい」
「熱でもあるのかな?顔赤いですよ〜?」
「あんったが変な事言うからでしょ?」
必死に反論する私に、楽しそうに笑う大希。
本当に恥ずかしい。
笑われてるとか。
「楽しそう、だね…」
何だか怖い里咲の声。
「お、おはよ」
「おはよ」
返ってくるまでのこの間。
私、何かしたかな。
あの、里咲の言ってた変な事ってのをしちゃったとか?
ならその変な事ってのを教えて欲しい。
「あの、里咲?」
「ん?」
また普通になった。
「何か、あった?」
「何も……」
そんな気はしないんだけどな。
「本当に?俺でも分かるよ?」
「えっ…?」
「俺に出来る事があったら、言って?」
海斗の、いつもの優しい声がそう言う。
私もそれに頷く。
「何も、ないから…」
「そっか。なら良いんだけど」
海斗はその優しい言葉と、可愛らしく、爽やかな笑顔を
残して前を向いた。
そしてさっきから小馬鹿にした笑みを浮かべてこちらを
見ている大希。
「何よ」
「べっつに?」
本当に一つ一つ腹立つ奴。
大希に対して軽い苛立ちを抱きながら時間を潰していると、先生が来た。
求めてもいないのに。
そして気付けば終わってるホームルーム。
「はーい、連絡は特に無しっ。授業だけ真面目に受けて
くれよ?」
「はーい」と生徒達の軽い声が返す。
それを確認すると、先生は教室を出た。
一気に賑やかになる、高校らしくない教室内。
「海斗」
「何?」
「何だっけ?」
「え?あぁ、理科?」
「はぁ。ありがと…」
「頑張れ」と今度は応援の言葉を残して前を向く海斗。
応援はされたけど、あんな訳の分からない科学だなんて。
頑張れる気がしない。
でも、今日は金曜日。
明日、明後日は休み。
頑張れ、私。
自分を励ましながら、授業は始まった。
