何とか頑張り、昼休みを迎えた私達。
「あの、さ」
里咲が静かに私を呼ぶ。
「えっ?」
「ちょっと良い?」と呼ばれて連れて来られたのは、どこだろう、ここ。
誰も来ない事は確かかな。
「な、何?」
「あの、もう良いかな。言って……」
やっぱり何故か緊張してるけど、頷いた。
里咲は私の緊張なんて気にせず、口を開く。
「私、海斗くんの事好きだから。だから、余計な事しないでくれる?」
「ごめん、その、余計な事ってのは?」
「分からない?海斗くんが私を見なくなるような事」
多分、それは私がどんなに頑張っても出来ないと思う。
「う、うん。しないよ」
「絶対って、約束してくれる?」
そんなに好きなんだね。
私はもちろん頷いた。
里咲も、少しだけど笑ってくれた。
「いきなり呼び出してごめんね。戻ろう、か」
里咲は私の返事も待たずに教室へと戻ってしまった。
『海斗くんが私を見なくなるような事』
そんな事、あるわけ無いじゃん。
でも、本当にどんな事なんだろう。
海斗が里咲を見なくなるような事。
私もとりあえず教室へ戻った。
「っだあ!」
「珠希?」
あ、こういうのかな。
「あっ、何でもない…」
「まだ何も言ってないけど」
「ハハハッ」
自分でも分かる程不自然な笑い。
「笑い方凄え不自然だけど」
そう言ったのは海斗ではなかった。
確認のため、顔を上げると大希が居た。
「大希〜?」
「何」
本当、愛想がないというか、感じが悪いというか。
人が痛がってたりすると凄い楽しそうだけど。
「か、海斗くん…」
「里咲?」
「あの、いや…」
海斗は優しく笑った。
何も、余計な事は言わずに。
「明日と明後日、お二人暇?」
お二人。
私と里咲の事。
「超忙しい」
「まぁ、いつも位の時間に、あの公園にな」
確かに暇だけどさ。
もう最近じゃ『忙しい』って言っても『暇』って言った
かのように話を進められる。
「お昼頃、って事?」
「里咲は、大丈夫?」
「うん。あっ、三人の方が良かった?」
「とんでもない。珠希は別に良いんだけど、里咲には絶対
居て欲しい」
「ちょっと!私はどうでも良いってどういう意味よ!」
「そのままの意味だけど、何か」
本当、いちいちムカつく。
でも、この平凡な日々も、卒業すればもうお終い。
バッチリ楽しんでおかないと。
どうか、無事に高校生活が終わりますように。
「あの、さ」
里咲が静かに私を呼ぶ。
「えっ?」
「ちょっと良い?」と呼ばれて連れて来られたのは、どこだろう、ここ。
誰も来ない事は確かかな。
「な、何?」
「あの、もう良いかな。言って……」
やっぱり何故か緊張してるけど、頷いた。
里咲は私の緊張なんて気にせず、口を開く。
「私、海斗くんの事好きだから。だから、余計な事しないでくれる?」
「ごめん、その、余計な事ってのは?」
「分からない?海斗くんが私を見なくなるような事」
多分、それは私がどんなに頑張っても出来ないと思う。
「う、うん。しないよ」
「絶対って、約束してくれる?」
そんなに好きなんだね。
私はもちろん頷いた。
里咲も、少しだけど笑ってくれた。
「いきなり呼び出してごめんね。戻ろう、か」
里咲は私の返事も待たずに教室へと戻ってしまった。
『海斗くんが私を見なくなるような事』
そんな事、あるわけ無いじゃん。
でも、本当にどんな事なんだろう。
海斗が里咲を見なくなるような事。
私もとりあえず教室へ戻った。
「っだあ!」
「珠希?」
あ、こういうのかな。
「あっ、何でもない…」
「まだ何も言ってないけど」
「ハハハッ」
自分でも分かる程不自然な笑い。
「笑い方凄え不自然だけど」
そう言ったのは海斗ではなかった。
確認のため、顔を上げると大希が居た。
「大希〜?」
「何」
本当、愛想がないというか、感じが悪いというか。
人が痛がってたりすると凄い楽しそうだけど。
「か、海斗くん…」
「里咲?」
「あの、いや…」
海斗は優しく笑った。
何も、余計な事は言わずに。
「明日と明後日、お二人暇?」
お二人。
私と里咲の事。
「超忙しい」
「まぁ、いつも位の時間に、あの公園にな」
確かに暇だけどさ。
もう最近じゃ『忙しい』って言っても『暇』って言った
かのように話を進められる。
「お昼頃、って事?」
「里咲は、大丈夫?」
「うん。あっ、三人の方が良かった?」
「とんでもない。珠希は別に良いんだけど、里咲には絶対
居て欲しい」
「ちょっと!私はどうでも良いってどういう意味よ!」
「そのままの意味だけど、何か」
本当、いちいちムカつく。
でも、この平凡な日々も、卒業すればもうお終い。
バッチリ楽しんでおかないと。
どうか、無事に高校生活が終わりますように。
