真夏も、その暑さも去り、秋という季節がやって来た。
色々しやすい時期で。
勉強と、運動以外は。
まぁ食欲と睡眠が勝つよね。
それが、私の身体。
そうなってるみたいで。
そんな秋という季節。
私達が居るのは、やはりこのテニスコート。
良くやるよね。
見てるだけで眠くなる。
って思ってるそばからのあくび。
「大丈夫?凄いあくびの数だけど」
隣で里咲が心配そうに言う。
「大丈夫だよ?」
多分、ね。
「あっ」
「海斗、本当に大丈夫かよ」
「あっ、うん。大丈夫だよ…」
今日はやたら多い、二人のこんな会話。
海斗、調子悪いのかな。
そこはマネージャーという立ち位置に甘えて心配する。
まぁそんなには、良くはないんだろうね。
見た感じじゃ分からないけど、海斗がこんなにミスする
なんて。
今までじゃあり得なかった。
こんな事、本人には言えないけど。
「ちょっと休んだら?」
言っちゃった。
ここも、マネージャーとして?
今日も勝手に言い訳してる私。
「少し前まで暑かったし、疲れてるんじゃない?」
「そうだよっ、無理は、良くないよ……」
里咲が隣で立ち上がる。
流石に続けにくいらしく、頷いて戻ってきた。
「座って?寒くない?」
「本当、大丈夫だから」
「無理しないで?」
そして何とも自然に、空いた海斗の隣に座る里咲。
その時、大希に初めてなくらい優しく話し掛けられた。
そして連れて来られた、トイレの辺り。
「大希?どうしたのさ」
「いや、別に話す事もないけどさ……」
そう言って柱に寄り掛かる大希に、なら呼ぶなよ、と
思ってしまう、優しいとは言い難い私。
「えっ、と〜、いやっ、やっぱこういうのは良いか」
だから、何が言いたいのよ。
「う〜ん。不自然だし〜、飲み物でも買って戻るか」
「別に良いけどさあ…」
なら本当、何で呼んだの?
私達は飲み物を買って戻った。
その飲み物を、何となく里咲の首に当ててみた。
「わっ、え?珠希ちゃん?」
「ハハッ、何もしてないと寒いでしょ。温かいの」
「あ、ありがと……」
何故か少し恥ずかしそうに受け取る里咲が少し可愛かった。
女相手に、何考えてるんだか。
そんな事を考えてる時、私に向かって伸ばされる里咲の手。
「里咲?」
「お金」
「だから、そういうの良いから」
「あぁ、海斗。冷たいの買って来ちゃったけど」
「ありがと」
可愛らしい笑顔で大希からペットボトルを受け取る海斗。
けど、その行動が何故か少し不自然な気がした。
気のせいかな。
「み、珠希?」
海斗のその声で現実に帰って来る。
気付かない内に凄い見てたみたい。
これはいけない。
里咲を怒らせる。
温厚そうだけど、恋愛とか苦手そうだし、私はただでさえ
里咲より二人と仲良いし。
思ってるだけ、かな。
「海斗くん、モテモテだね」
「えっ?」
「ふふっ、何でもない」
「そう…」
そして何故か向けられる海斗の視線。
それからつい目を逸らす。
顔が熱い。
赤いんだろうな。
そんな熱を冷ますように、秋の少し冷たい風が吹く。
その風は、海斗の前髪も揺らし、海斗をより一層綺麗に
見せた。
色々しやすい時期で。
勉強と、運動以外は。
まぁ食欲と睡眠が勝つよね。
それが、私の身体。
そうなってるみたいで。
そんな秋という季節。
私達が居るのは、やはりこのテニスコート。
良くやるよね。
見てるだけで眠くなる。
って思ってるそばからのあくび。
「大丈夫?凄いあくびの数だけど」
隣で里咲が心配そうに言う。
「大丈夫だよ?」
多分、ね。
「あっ」
「海斗、本当に大丈夫かよ」
「あっ、うん。大丈夫だよ…」
今日はやたら多い、二人のこんな会話。
海斗、調子悪いのかな。
そこはマネージャーという立ち位置に甘えて心配する。
まぁそんなには、良くはないんだろうね。
見た感じじゃ分からないけど、海斗がこんなにミスする
なんて。
今までじゃあり得なかった。
こんな事、本人には言えないけど。
「ちょっと休んだら?」
言っちゃった。
ここも、マネージャーとして?
今日も勝手に言い訳してる私。
「少し前まで暑かったし、疲れてるんじゃない?」
「そうだよっ、無理は、良くないよ……」
里咲が隣で立ち上がる。
流石に続けにくいらしく、頷いて戻ってきた。
「座って?寒くない?」
「本当、大丈夫だから」
「無理しないで?」
そして何とも自然に、空いた海斗の隣に座る里咲。
その時、大希に初めてなくらい優しく話し掛けられた。
そして連れて来られた、トイレの辺り。
「大希?どうしたのさ」
「いや、別に話す事もないけどさ……」
そう言って柱に寄り掛かる大希に、なら呼ぶなよ、と
思ってしまう、優しいとは言い難い私。
「えっ、と〜、いやっ、やっぱこういうのは良いか」
だから、何が言いたいのよ。
「う〜ん。不自然だし〜、飲み物でも買って戻るか」
「別に良いけどさあ…」
なら本当、何で呼んだの?
私達は飲み物を買って戻った。
その飲み物を、何となく里咲の首に当ててみた。
「わっ、え?珠希ちゃん?」
「ハハッ、何もしてないと寒いでしょ。温かいの」
「あ、ありがと……」
何故か少し恥ずかしそうに受け取る里咲が少し可愛かった。
女相手に、何考えてるんだか。
そんな事を考えてる時、私に向かって伸ばされる里咲の手。
「里咲?」
「お金」
「だから、そういうの良いから」
「あぁ、海斗。冷たいの買って来ちゃったけど」
「ありがと」
可愛らしい笑顔で大希からペットボトルを受け取る海斗。
けど、その行動が何故か少し不自然な気がした。
気のせいかな。
「み、珠希?」
海斗のその声で現実に帰って来る。
気付かない内に凄い見てたみたい。
これはいけない。
里咲を怒らせる。
温厚そうだけど、恋愛とか苦手そうだし、私はただでさえ
里咲より二人と仲良いし。
思ってるだけ、かな。
「海斗くん、モテモテだね」
「えっ?」
「ふふっ、何でもない」
「そう…」
そして何故か向けられる海斗の視線。
それからつい目を逸らす。
顔が熱い。
赤いんだろうな。
そんな熱を冷ますように、秋の少し冷たい風が吹く。
その風は、海斗の前髪も揺らし、海斗をより一層綺麗に
見せた。
