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夢が叶う その時に


遂にやって来た、待ってもいない月曜日。

けど、大丈夫だよ、私。

もう、午前の授業は終わったんだよ。

なんて、自分を励ます。

「ねぇねぇ!美桜っ!」

前の席から私を呼ぶ、夏海の騒がしい声。

「この人知ってる?」

「えぇ?」

夏海が雑誌の一部を指さす。

そこにあるのは、雑誌に載せられたタレントさんの写真。

「知ってるけど?何か、海外行ってたとかって話だよね」

何でも超セレブらしくて?

正直こういうの嫌い。

嫉妬?みたいなやつだね。

恥ずかしい恥ずかしい。

「もう超憧れなんですけどお〜っ!」

夏海が雑誌を上げ、それをわざわざ見上げる。

本当、意味分かんない。

憧れとか。

絶対ない。

ありえない。

理想とか憧れ、っていうより、ライバル、みたいな感覚で
勝手にいる。

お金がなくたって幸せになってみせるもん!みたいな。

「まぁ私はその人、興味無いんで。おやすみなさい」

机に突っ伏し、眠る準備をした。

それはすぐに整い、あっという間に夢の中へ……

<2016/09/03 18:07 秋の空>消しゴム
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