教室に着けば、とても悲しそうな零の顔が目に入った。
声を、掛けたくなるような。
「零?」
掛けちゃった、けど。
「み、お…」
「どうした?」
何でも無い、と首を振る零。
そんな事ないでしょ。
見れば分かるよ。
「ねぇ、れ……」
「良いから」
私の言葉を遮る零の声に、素直に黙った。
と言うより、驚きから勝手にそうなった、って感じかな。
「おれの事は、気にしないで…」
気にしない
それが出来たら、どれだけ簡単だろうか。
それが出来ないから、喧嘩したり、ギスギスしたりする。
相手が放っといて欲しくても、それが出来ないから。
放っとけるなら、もうとっくにそうしてる。
あの、零のストラップを初めて見付けた、あの日から。
「おれは、大丈夫だから」
そう言って、綺麗な手で綺麗なあのストラップを握る零。
その姿を見てるのが辛くて、私は零から目を逸らした。
こんな時に、零に全てを話させてあげられたら、何か
変わるのかな。
声を、掛けたくなるような。
「零?」
掛けちゃった、けど。
「み、お…」
「どうした?」
何でも無い、と首を振る零。
そんな事ないでしょ。
見れば分かるよ。
「ねぇ、れ……」
「良いから」
私の言葉を遮る零の声に、素直に黙った。
と言うより、驚きから勝手にそうなった、って感じかな。
「おれの事は、気にしないで…」
気にしない
それが出来たら、どれだけ簡単だろうか。
それが出来ないから、喧嘩したり、ギスギスしたりする。
相手が放っといて欲しくても、それが出来ないから。
放っとけるなら、もうとっくにそうしてる。
あの、零のストラップを初めて見付けた、あの日から。
「おれは、大丈夫だから」
そう言って、綺麗な手で綺麗なあのストラップを握る零。
その姿を見てるのが辛くて、私は零から目を逸らした。
こんな時に、零に全てを話させてあげられたら、何か
変わるのかな。
