早く行きなさい、と言われ、部屋を飛び出した。
「わっ!せ、らく……」
久々にそう呼ばれました、と笑う瀬楽。
「早く行って下さい」
「…瀬楽、ありがとう」
「私は何も」
「そんな事ないよ」
そう。
彼のお陰で、気付けたんだ。
南城家には、意外と手強い敵は居ないと。
意外と、身方も居るのだと。
瀬楽への感謝の気持ちと、美桜の事で全てをいっぱいに
して家を飛び出した。
いつの間にか夜になってしまった、白い雪が舞い降りる、冷たい世界へ。
美桜、もう少しだけ、待っててくれ。
「わっ!せ、らく……」
久々にそう呼ばれました、と笑う瀬楽。
「早く行って下さい」
「…瀬楽、ありがとう」
「私は何も」
「そんな事ないよ」
そう。
彼のお陰で、気付けたんだ。
南城家には、意外と手強い敵は居ないと。
意外と、身方も居るのだと。
瀬楽への感謝の気持ちと、美桜の事で全てをいっぱいに
して家を飛び出した。
いつの間にか夜になってしまった、白い雪が舞い降りる、冷たい世界へ。
美桜、もう少しだけ、待っててくれ。
