艦隊これくしょん 艦これ ~暁の水平線に沈む~
- 惨劇の始まり -
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「撃ぇーっ!!」
ドスン、ドスンと、重い音が海に響き渡る。
まるで、かつての艦に乗せられていた主砲のように。
「撤退!敵の艦隊主力を発見。近い!すぐに撤退せよ!!」
無線機からある男性の声が聞こえる。
「どういうこと!?敵艦隊は1つだけのはずじゃ…」
言いかけたその時。後ろから少女が叫んだ。
「暁!!魚雷!!」
「え?」
————何かが。何かが爆発したような爆音が響いた。
「第六駆逐隊…ただいま帰還…し、しました…!!!」
泣き声が、ある部屋の中で響く。
その声は、まだ幼い声であり、同時に悲しみに溺れた声である。
男性は、何も言わずに、幼い3人を抱きしめた。
幼い3人は泣き止む気配などない。
「俺が…俺が間違っていた。甘く見ていた。すまない…」
静かに泣いていた1人が口を開く。
「…いや…司令官は悪くない。私が魚雷にきづいていれば、犠牲になるのは私でよかったんだ。」
「馬鹿なことは言うな!!」
怒号が発せられた。
「俺は、誰一人として失いたくないんだよ…!!!」
もう一度、だれが残っているかを確認する。
響、雷、暁。
…そうか。
「守ったんだな…電。」
「私が…私が…!!!」
なにが起きたかは、後日聞くことになる。それまでは潜水艦に捜索をさせる。
少しでも。希望を信じるだけだ。
————もうあの惨劇は、二度と見たくない。
To be continued…
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